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DC 2024 MAR 斬機で銀アイコンを取った感想

こんにちは、フリーダムです。デュエリストカップお疲れ様でした
今回自分は斬機で銀アイコンを取ることが出来たので、走った構築と感想を残しておこうと思います

用意したデッキ


今回自分は斬機とスネークアイでデッキを2つ用意していた
なぜ斬機1本に絞らなかったかと言えば、斬機で上位帯のスネークアイに勝ち越せる未来が想像出来なかったからである
詳しい理由については各対面所感に記述するが、簡潔に述べればユニコーンが重いという話に帰結する


デッキ変更のプランとしては、

序盤〜行けるところまでは斬機で駆け抜け、ポイントが停滞したらスネークアイを使う

というプランを立て、直前期はスネークアイをメインに触っていた
色々なルムマやDCKGなどである程度勝ち越せていたこともあり、スネークアイの回し方についてはかなりの自信があった…はずだった


1日目

自分は前回の経験から初日にポイントを2万以上まで盛り、雑多デッキから逃げて環境デッキゾーンに入った方が戦いやすいと感じていたので、初日終了時点で2万ポイント以上を目標に走った
(VSのような雑多デッキに対する耐性が高いデッキなら後から始めても雑多ゾーンをくぐり抜けられそうだが、斬機はメタデッキ耐性が低いので一貫してこの走り方をしている)

コインが上振れていたこともありTOP10入りも果たし、ウキウキしながら斬機で突っ走っていた

スクショを取り忘れてたので他の方の画像を拝借

しかし18時前後で集中力が途切れ始めてプレミが立て続けに起こったため、そろそろ休憩かなということで1日目は終了

実働5時間で25,000とかなりハイペースに盛ることが出来てホクホクだった

1日目の心境
順調な滑り出しだった
1日目の戦績
DPは25000程度



2日目

起床時点で100位前後、斬機を使い続けるかスネークアイに持ち替えるかで悩んだが、昨日順調に盛れていたこともあり斬機を継続して使用した

そのまま斬機で2時間程度走ったものの、ポイントを2000程度しか盛ることが出来なかったためそろそろ潮時だと判断し、満を持してスネークアイを持ち出した


気分はヒソカ


しかしあれだけ自信のあったスネークアイで一向に盛れる気配が無く、対戦を続けていくうちに段々焦り始め、デッキの自由枠を数試合刻みで変えるなど典型的な溶かす行動をいつまにか始めてしまっていた

(今にして思えばもう少し冷静になれば溶かすことは無かったと思うが、当時はそこまで頭を冷やす余裕と発想はなかった)


25000で5時間以上沼った時の心境


最終的に上記の先攻3回を含む4連敗が決め手となり、スネークアイから撤退し斬機を握り直すことを決めた

今回の本命デッキだと確信して自分はスネークアイの練習を1ヶ月積み重ねていたが、土壇場でそれを翻す程度には正常な思考が出来ていなかった


そこからは多少沼った期間もあったものの少しずつポイントも持ち直し、大きくシェアを伸ばした超重武者と格闘しながらなんとか3万ポイントに乗せて就寝した

結果として10時間以上走ったにも関わらず5000程度しか盛れない前日とは対照的な1日となった

2日目の戦績
DPは30000程度


3日目~4日目

起床時点で200位前後、やや出遅れ気味だがなんとか挽回しようととにかくデュエルを続けた

しかし3日目にして天敵であるニビルが流行り始め、先攻を落とす試合が増えた影響もありなかなか盛れなくなっていった
個人的な推測になるが、誘発2枚持ちで最も強い相方となるニビルの採用がじわじわと増えており、それと同時にニビルを重くもらわないラビュと対面する機会も増えていたように思う

そこでニビルケアを強く意識し、

先攻の場合はダイア素材ダランを優先して作る、ニビルラグが確認できる召喚5回目までアディサブ方程式を温存してニビルを受けやすくする

後攻の場合はサーキュラーを温存しながらトランスアクセスでキルを狙い、ニビルを確認してからサーキュラーを起動してクリハネオテンでキルを狙ったり、対面次第では後手でも超階乗をサーチしてニビルに備える

といったプレイングに切り替えることにした
勿論毎回これらが出来る訳では無いが、常にニビルが降ってくることを想定して展開ルートやスモワマイニングのサーチ先を決めていた


後攻のプランは以下のリプレイが分かりやすい
ディフェンサーにラグが無い=うららヴェーラーが無いと判断出来たため、ニビルで負けないようにパラエクの②の効果を破棄してダランのssを5回目に調整し、トランスアクセスでキルを狙ってからクリハネオテンに切り替えている

記憶にあるだけでも4試合はニビルケアのお陰で拾ってるので、早い段階でこの意識に辿り着けたのは幸運だったと思う


そのまま調子良く盛り続け、日曜の午後に目標ラインとしていた5万ポイントに到達
過去のボーダー的にも間違いなく安全圏であったため、ここで銀ステイを決めることにした

銀ステイ


しかし過去に例を見ないペースで急速に上がり続ける銀ライン

日曜23時からボーダー監視自体はしていたが
記録を取り始めたのは月曜6時から

迫りくる恐怖と緊張で眠ることが出来ず、目を閉じても心臓の音だけが大きく響いていた

遂にそのプレッシャーに耐えきれなくなった自分は、月曜深夜に魂の1戦を追加することにした

ここでは10時以降にボーダー推移を確認してから+1000チャレをするという択も頭にあったが、それをしなかった理由として
直前では無く時間的に余裕がある段階で魂の1戦を重ねておくことで、仮に負けが込んだ場合でも残り10時間あれば元の位置まで戻れるだろう
という判断をしたからである
というのは半分嘘で、安心して眠りたかったため


そして深夜に始まった魂の1戦

コイン表 先攻

ハンドは ドロバ/うらら/サブトラ/ダイア/スモワ

最強クラスのハンドで展開中にサレをいただき、何とか安全圏と呼べるラインまでDPを盛ることが出来た

これにて自分のDCは終了、あとは結果発表を待つのみとなった


3、4日目の戦績
増加したニビルが受けきれず先攻勝率がやや低下している


総合的な戦績は下記の通り


個人的なTier表と各対面の雑感


DCの前日に自分が作成したTier表

事前の環境ではスネークアイ超重烙印が3トップ
各種誘発受けの良さやメタデッキに対する耐性の高さからVSやラビュ
盤面強度、(ドロバ以外の)誘発貫通力の高さから@イグニスター
1試合あたりの回転率の高さからDC適正が極めて高い斬機などの入賞数が増えると予想していた



DC実績ベースのTier表
Tier4以下は分布1のテーマが大量に入る

結果として見れば超重とスネークアイがメタゲームの中心となり、相対的に立ち位置の良くなったラビュが躍進する結果となった
デッキパワーの高さは申し分ない烙印だったが超重が流行る環境ではなかなか安定した勝率を維持出来ず、烙印使いは苦戦を強いられたように思う
DC適正の高い斬機も上位に不利を取る対面が多く、いくら回転率が良くてもそれだけでは厳しかった

今回の当たりデッキは恐らく超重とラビュで、スネークアイやVS、@イグニスターなどが順当に結果を残した形だったように思う


以下遭遇率がTOP5だったデッキの雑感を斬機目線で書いていきます

斬機の総合勝率は63%程度だったので、それを踏まえると55%以下は比較的苦戦させられた対面という評価になります


対スネークアイ(クシャスネ)

とても苦しめられた

先攻はシンギュラ+ネオテンまで行ければ概ね勝てるものの、ネオテン+超階乗のみだと手数のみで捲ってくる可能性のある対面
フランベにアクセスされた時点で敗色濃厚になるためスネークアイギミックに妨害を当てたいが、露払いのユニコーンがラプラを抜きに来る場合もありマスカンにラプラを当てづらい点も厄介

後攻は展開が通ると手数が全てウーサに止められて負け、Gを通しても2ドローで立つ3ウーサが重く、そして何より先攻でポン置きするクシャトリラ・ユニコーンがキツかった

基本的にサイバースはEXのカードを用いて手数やリンク値を増やしているデッキなので、ユニコーンにEXを往復で抜かれるだけで実質2妨害かそれ以上になるのがあまりにも苦しかった


単純な無効系誘発の投げ合いなら貫通力の差やこちらのキル性能の高さから五分で戦える相手ぐらいの認識だったのだが、ユニコーンの存在が相性関係をスネークアイ側に傾けていたと思う

本当に当たりたくない相手だった


対超重武者

先攻回数が露骨に少ないように思えるが、
恐らくデッキ不明の所に大量の超重が眠っている
なので見かけの勝率はやや低めに出ている

先攻では基本的に超階乗を通せば勝ちであり、2誘発を投げられ超階乗にアクセス出来ない場合でもリンク値からFWDを立てて着地狩りをすればワンチャンある比較的捲られ辛い対面

後攻でもGドロバを投げると基本的にバグースカエンドになり、ヒドラとドスケを採用した斬機はサーキュラー1枚でバグースカの上からワンキルが狙えるので斬機目線では比較的戦いやすい相手だった

しかし誘発枠にしぐれうさぎわらしでは無くニビルを複数採用するプレイヤーも一定数存在したため、先攻でニビル+無効系を投げられ超階乗とFWDどちらも構えられず負け、相手を誘発で止めてバグースカエンドさせてもニビルが降って来て負けという試合はあった

総じて採用誘発次第で左右されがちであるものの、先後ともに試合を拾いやすいため基本的にはこちらが有利寄りだと認識している


対ラビュリンス

後攻勝率は流石に上振れ

先攻は展開通ればほぼ勝ち
後攻はリングリで罠1枚ケアしながらリソース勝負を拒否してワンキル出来るなどメインギミックでは斬機が有利寄りだが、ラビュ側は自由枠に各種永続やダルマカルマ、ニビルやビステなどを複数積む余裕があるため実際の対戦になるとどうにも勝ち切れない試合が多かった

ラビュ側がニビルや永続を減らさない限りは勝ち越すのは困難な対面になると認識している


対烙印

内訳は40烙印が7、60烙印が4

先攻はビーステッド・アルバス・超融合全てが重く、烙印融合にディセーを当てようとしても失烙印や墓地断罪でケアされる場合もあるなど恐らくティアラの次に捲られる可能性の高い対面

後攻は誘発で止めたはずのグランギニョルから出てくるクエムやプロスケがこちら視点でケアが難しい妨害となるため対処に苦労した
仮にGを持っていても妥協白ビオンや伏せ超融合1枚から負けうるため、後攻で勝つのはかなり厳しい

超融合やビステを数回しか食らわなかったため見れる戦績になっているが、試合数が嵩むにつれてもっと下降すると思う

明確な不利対面であり、今回この戦績で対烙印を凌げたのは幸運だった


対VS

アトラクターを撃てるデッキの中では最強だった

殆ど先攻の場合にしかVSを引かなかったにも関わらず、勝率的には惨敗という形になった
アトラクターやビーステッド、屋敷わらしなどが標準搭載されており超階乗が通る確率が低いだけでなく、クシャをssされ超階乗を弱く吐かされたり倶利伽羅で突如盤面が吹き飛ぶなど常に安心できない対面だった

個人的にはVSに対して特別苦手意識などは感じていないが、ラビュリンスと同様にテーマと相性の良いギミック外のカードが重く、結果的に勝ちづらい対面になっていると考えている


おわりに

超重武者の影響でボーダーの上昇がとにかく早く、今までで最も過酷なDCだったと思う

結果を振り返ってみると斬機は外れデッキの部類だったが、それでも銀アイコンを取れたことは自信に繋がった

スネークアイの戦績は振るわなかった点が心残りだが、対面としての理解が深まり斬機の勝率に貢献したと思うので、今後もDCを走るのであれば1ヶ月とは言わなくても数日程度は環境に食い込むであろうデッキを触っておくべきだと感じた


以上です。ここまでご覧いただきありがとうございました!

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