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エッセイ

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主に筆者が日々の生活で感じた負の心情を書き殴っています。最悪です。
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#人生

「辞める」を考える

 また会社から人が一人いなくなった。  ここのところ、退職者が後を絶たない。比較的若い年代の人間からどんどん辞めていく。  「この会社には未来がない」とはよく言われているので、早々に見切りをつけて別の会社に転職したのだろう。  会社の形態上いくつかの店舗に分かれており「○○さん辞めたんだって」と人づてに聞くことが多いので、詳細はあんまり伝わってこない。中島みゆきの地上の星の如く、見送られることもなく皆どこかへ行ってしまった。  あまりにも未来が確約されていなく見えるか

散歩中に「運命」について考えた

 何の気なしに家から駅前のショッピングセンターまで散歩することがあるのだが、そこでよく犬の散歩をしている人にすれ違う。  そして何故か、私がすれ違った時に見る犬はちょうどその時に道端で排便をしていることが多い。  何回か散歩を重ねる内に、だんだんと私はある事実に気が付いた。  それは、私がその日のうちに1回犬がウンコしてるシーンを目撃してしまったが最後、必ず同じ日にまた別の犬のウンコシーンを2、3回目撃する、ということだ。  ある1日のうちに、連続で犬の排便場面に遭遇

10年20年

 いや~、終わっちゃったね~。ゲキシンのジョキン。  始まりあれば終わりあり、とはわかっているものの実際に終わってしまうと途方もない喪失感に襲われてくる。  『進撃の巨人』は2013年、僕が高校2年生の時分からアニメが放映されているからアニメに限定して言えばおよそ10年の歳月を経て完結したわけだけれども、改めて振り返るとやっぱりそれなりに感慨深いものがある。  あの頃はよかったなぁ~という懐古補正も手伝って放送開始当時は録画した放送を滅茶苦茶楽しみに観ていたような気がする

マカ亜鉛サプリ

 今週も特に書くことがない。書くことがないということは誰かに話すことがないということでもあり、そもそも話し相手がいない。  希薄な人生だ。  最近うつ状態を改善するためにコンビニでマカ&亜鉛サプリを購入したのだが(まずこの時点でうつの対策法を間違えている)、残念ながら劇的な効果は見られなかった。  これではレジに持っていく時の恥ずかしさを鑑みて費用対効果が釣り合わない。  確かに身体の一部分は前より機能するようになった気はするが、それだけである。精神的にいい影響があったか

Life goes on

 ジョン・レノンは「『こうすればああ言われるだろう…』と言われるのを恐れて一体どれぐらいの人間が本当にやりたいことを出来ずに死んでいくのだろう」という言葉を遺している。  僕は今までの人生で本当にやりたいことをやれたことが一度でもあっただろうか?  そもそも自分のやりたいことは何なのだろうか?よくわからない。  数日前『気づけない毒親』という本を読んだ。近年よく耳にする機会が増えた『毒親』について書かれた本だ。自分の親が毒親だと思う人間や、自分の子に毒親だと思われていない

BAD GUY

 今週の金曜日にとても嫌なことがあったので(主に労働中に)、もう完全に精神が沈鬱化しているんだけど、毎週noteを更新するという自分で勝手に作り出した縛りを破れないので(もうお前noteやめろ)仕方なくパソコンの前に向かっている。  一年後ぐらいにこの記事を見返したときに具体的に何があったのかを思い出せなかったとしたら、おそらく今週あった出来事はトラウマ化されていないということなので、そうなることを願うばかりである。  そんな訳で心が壊死寸前なのでまともに文章も書けなくな

近況

  Disney+でX-MENシリーズを観て、radikoのタイムフリー機能で深夜ラジオ放送を聴き、先行く将来に絶望しながら寝る。大体そんな感じ。  未だ転職活動や一人暮らしなどの労力がかかるものにはスタートが切れていない。  まず勤め先が深刻な人員不足だとか言ってこれから辞職しようとする人間の辞職に対する士気を下げてくるし、一人暮らしの準備を始めるにも現在居住中の子供部屋には処理しなければならない黒歴史コンテンツが大量に眠っている。考えただけで気が遠くなる。  労働とい