私の好きなこと

皆さんが好きなこと、やってて楽しいことは何ですか。

私は何かを作ることが好きだと最近になって気付きました。
この記事もそうですが、何かを作り上げるときには自分で設計図を作り、それを具体化し、現物に落とし込むといった手続きが求められます。これらの作業は初めは何もなかったところから完成品になるまでのストーリーを自分の手で作り上げることができるため、やりがいを感じられるし、愛着も湧くものです。


最初は戦略家だと思っていた

高校生までは、私は戦略を考えることが好きなのだと考えていました。イベントの段取りやゲームで勝つための方法を考え、それを実行したり他人に話したりすることが大好きで、暇さえあればノートや裏紙に自分が考えたとっておきの計画を書きつけていたことを覚えています。

過去に自分の作った「タク」

初めに紹介する画像は、私が高校生のときに最も熱中していたゲームにおいて、7vs7のチーム戦を行うときの作戦を記したものです。こういった作戦が書かれた画像のことはタクティクス、縮めて「タク」と呼ばれ、どのチームも優れたタクを考案することやそれをもとに連携して勝利を目指すことに強いこだわりを持っていました。

私が所属していたチームでは私がタクを考案することが多かったのですが、残念ながら当時の私に統率を取る能力がなく、実戦での指揮は他のメンバーが行っていました。チーム全体としてそこまでプレイスキルが高いわけではなかったため戦績としてはアマチュアの域を出ないものでしたが、部活のようにほぼ毎日取り組んでいた日々はとても充実していたと思います。


ウェルドール降臨周回編成

次に紹介する画像は、私が受験生のときに熱中していたスマホゲーム『パズドラ』で、ダンジョンの一つである「ウェルドール降臨!」を周回するための編成や、その立ち回りを説明したものです。このダンジョンはパズドラガチ勢になるための第一歩としてゲットしておくべきモンスター「ウェルドール」の育成をするために周回する必要がありました。

そこで、私はパズドラ初心者やそれをサポートする人にとってできるだけ組みやすい編成を意識してこの編成を作成し、公開しました。どれだけこの編成が使われたのかはわかりませんが、編成画像の下に書かれた詳細な説明からも、私が戦略を練ることが好きだったことが伺えます。


リアリストな一面もあることに気付く

しかし、私が好きなのは単に戦略や計画を練ることだけではありません。それを実行したり、その成果で誰かに評価されたりすることも好きでした。

私が参加した勉強会では自分が主催しているかどうかにかかわらず、自分が作成した資料の多くを公開するようにしています。他の参加者がそれを閲覧するかどうかに関係なく、資料を自分以外の人間に公開するつもりで作成すると自分としても後から見て分かりやすくなるし、組み立て方が丁寧になるためしっかりとした理解に繋がるからです。

バイアスや一致性についての説明資料

ゼミナールの輪読にてバイアスについての言及があったときには、ゼミナール中に要点だけをまとめた資料を作成して、ゼミ生に向けて公開しました。彼らは一度先生からの説明を受けていますが、資料による説明があるともう一度復習することができますし、私としても既に学んでいたことを具体的にまとめ直すいい機会になりました。

この資料作成では直接的に誰かに感謝されることはありませんでしたが、自分が作ろうと決めたことに関して、何を盛り込むか取捨選択して実際に執筆し、完成品まで仕上げるといったものづくりの手続きを行っていることは確かです。


こうしてみると、ものづくり好きは趣味にも通じているように思います。料理はもちろん、プログラミングもコードで動くファイルを作っているとすればものづくりの一環でしょう。下手の横好きではありますが、絵を描くことも好きです。ゲームは戦略性が試されるようなゲームに出会うことがなくなり、あまり熱中することができていません。

実は、これから卒業までに何か大きなものを作ることを小さな野望として持っています。何を作るかはどうでもいいのですが、自分一人ではとても作れないようなものを誰かと一緒に作ることができたらなとぼんやり考えています。いずれにせよ、まとまった時間が取れる最後の機会ですから、有用に使いたいですね。

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