「みんなの為」とは① ~丸投げ上司と無視する部下~

紙の年賀状を1枚も書かず、

メールの年賀状をみんなに送っていたら

投稿がこんな時間になってしまいました。

遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します。


去年から投稿を始めるようになって一貫して

「考える」ことの大切さを書き続けています。

そこで、今年最初の投稿として、

去年ずっと私が考えていたことを記事にしていきたいと思います。

それは「みんなの為」とは何か、という事です。


この記事を見られている方の中には、

上司の立場の方もいると思います。

特に1人だけじゃない、複数の部下がいるという上司の方にとっては、

「みんなの為」とは何か、日々悩まれたことかと思います。

ある部下は元気になったけど、他の部下がどうも元気にならなかった。

そうした事の繰り返しではないかと思います。

私も、昨年は会社ではありませんが、

あるグループでそうした上司の立場になった事から、

「みんなの為」という言葉と向き合い、悩みました。


一方、この記事を見られている方の中には、

部下の立場の方もいると思います。

昨年の間、上司から様々な「みんなの為」という取り組みを

言われてきた事かと思います。

そして、こんな思いになったことがあるかもしれません。

「あの上司、いつも指示が丸投げだなぁ」

「思いつきの提案、やめて欲しいんだけど」

私も同じグループで部下の立場になることがあり、

そうした上司の「みんなの為」という言葉を私は聞いてきました。


そうした体験から考えた結果、

私は「みんなの為」という事は、2つあるんだと思うようになりました。

まず、私1人の持っている力が100だとします。

そして、私の部下が100人いるとします。

皆さんは100の力を、どのように部下に使いますか?

ここで、2つのやり方があるという事です。


1つは、

100÷100=1。

つまり、100人全員に私の力が1だけでも及ぶように心がけるという事。

これも1つの「みんなの為」というやり方です。


もう1つあります。

まずは、100人の部下の中でキーパーソン、インフルエンサーとなる人を選びます。

その選んだ1人に対して、自分の100の力をすべて注ぎこむように心がける。

そうすれば、そのキーパーソン・インフルエンサーに点火した熱が、

周りの人にも伝播していき、みんなが点火する。元気になる。

これも1つの「みんなの為」というやり方です。


上司の立場の方は、部下に「みんなの為」という事をなされる時、

この2つのやり方があるという事を分かった上でなされているでしょうか。

逆に部下の立場の方は、上司から「みんなの為」という事を受けた時、

この2つのやり方があるという事が分かった上で聞いていたでしょうか。

もし、「みんなの為」という事で上司の立場なら悩まれ、

部下の立場なら振り回されたと感じておられるのであれば、

この2つのやり方があるんだと分かるだけでも、

気が楽になるのではないかと思います。

詳しくは、次回にて。


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