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このnoteは、「学習プロセスのコントロール」支援を中心に書いています

学びが楽しいとは
ひとつに、知的好奇心をそそられること、
ひとつに、目標があるなら、それを達成すること、
そして、学びのプロセスを自分でコントロールして楽しむことがある、
と、私は思う。

自分で自分の学びのプロセスをコントロールするのは面白い。
学びのプロセスとは、つまり、学習方法だ。
学びのプロセスをコントロールするとは、
自分に合った学習方法を自分で作っていくということだ。
そして、それを日々、状況によって変えていくことだ。

ただ、この「学びのプロセスをコントロール」することを楽しむのにも、
支援が必要なことがある

「知識を得る」ことの重点が置かれた学校教育は、
個々人のコントロールが入り込む余地が少ない上に、受け身の形態がほとんどで、
自己コントロールの楽しさも、そもそもプロセスは個々人によって違いがある、ということすら教えないのが基本だからだ。

私は、この「学びのプロセスをコントロールする楽しさ」を、伝えたい、と思っている

そしてそれには、”認知処理傾向”をベースに考えることが、非常に有益なのでは無いかという仮説を持っている
認知処理傾向というのは、特別支援教育分野において「情報処理の仕方」とされる「認知処理様式」をベースにして私が勝手に使っている用語だ。「認知処理様式」というのは「同時処理」と「継次処理」があるとされ、日本ではアセスメントとしてK-ABCバッテリーやDN-CASなどで利用されている。
「同時」「継次」の考え方は、決して珍しいものではなく、Web上の検索エンジンをかければ、学習塾などが、その中身を書いている。
私は、その内容全てを使うのではなく、主に「情報」に「一定の量」があり、それを粗く全体を捉えてから細部を認識していくのか(同時)、前から順または時系列で全体の一部分を捉え続けたのちに全体を認識するのか(継次)の2点にのみ主に注目したい。それで、専門用語としての「認知処理様式」とは言わず、「認知処理傾向」とした。
「傾向」と呼ぶのは、情報の認知処理は人を二つのタイプに分けるものではなく、両方を極として、グラデーションのように繋がっている、もしくは、時と場合などのケースによると考えているため、
どちらかの傾向が強く現れるパーソナリティを「同時処理傾向がある」または「継次処理傾向がある」と呼ぶためにこれを使用した。

このnoteでは、この考えに基づく徒然を軸に書いていく予定でいる
上記のような内容を研究したいと考えて、地元である地方の小さな大学院に入ったが、さまざまな学会に顔を出しても、いわゆる「定型」(この言い方は好きではないが)の学習者にこの考え方を適用した研究はほとんどなかった。
自分が研究を進めるには、力不足すぎて、及ばず。
でも、”研究会”のようなものがあれば、そしてそこでさまざまな”実践研究”からの蓄積があれば、
様々な教育者の参考になるのではないかと思う。
自分で研究会を立ち上げる力量も、また、無いので、
とりあえず、
自分の”実践”や”考え”を置いておく場所としてnoteにまとめたい。

このnoteでは、各コンテンツを以下のようなマガジンにまとめてみた。
(マガジンに入っていない記事もあります)

”学習プロセスコントロールの支援”の実践
学習塾の経験から
不登校生徒との関わりから
おとなの学び徒然
52歳の田舎のおばさん留学記(こちらは学びではなく体験談!)
自分の英語の学び
日本語教育
そのほか、自分のことなど


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