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実践に役立ちそうな論文を手に入れて、希望に満ちている←イマココ

【修士課程(研究)中の不安】

修士論文を書いている時、孤独と不安がずっと付き纏っていました。
自分の塾での指導中に湧き上がっていた、興味のある研究対象(このnoteに書いているようなこと)に、ダイレクトに結びつく「先行研究」がなかったからです。

先行研究がなさそうだ?というのは、大学院に入ってから初めてわかったことでした。
入学するまでは「研究環境に身を置いて、論文を検索すれば、先行研究をみつけられて、私はそれを学びつつ、それに何かを付け足すような研究をすれば良い」と、しごくまともなことを考えていました。

でも、
探しても探しても、先行研究がない。

指導教官も、私の専門とは別だったので、
「先行研究が無い、ってありますかね? 探し方が悪いんですかね。」
と聞くと
「まーみさんが、それだけ探してもないんだから、ないんじゃない?」
とおっしゃり、
えー!私が探しても無い、っていうのは、何の担保になるんじゃー!と思っていました。

だから研究を進めているときも、論文を書いているときも、誰にも内容について相談できないし、自分がすごく馬鹿で無駄なことをやっているんじゃないか?という不安感が拭えなかったのです。(自分が先進的で、誰もやってないことをやっているのじゃ!みたいな考えは1%くらいしかなかったです ←1%はあった)

【論文を見つけて手に入れた経緯】

修士課程の時、私が普段考えていること(このnoteに書いてあることよりもっと広い範囲)と、近しいことを研究している方達が「自己調整学習研究会」というところに多く所属していたので、私もこの研究会に入りました。
この研究会は、年に1度だけ、細々とした研究会が開かれるのですが、
この春開かれた研究会で、自己調整学習の「権威」(というとおそらく本人は嫌がられるだろうけれど、説明しやすい言葉なのであえて使います)の研究者が、
ボク、この春に論文2つ出しますよ〜、そのひとつは『自己調整学習と認知処理スタイルに応じた学習支援』っていうんだよ〜、
って、まさしく私が今やっていることとビンゴですからー!!ぎゃー!!

もうその話を聞いた瞬間、研究会の行われているzoomを切ってしまおうかと思うくらい興奮しました。
その論文は、日本学校心理士会年報に掲載され、実は学校心理士の人しか読めない仕組みだったのですが、同会にお願いをし、同会の担当者が各方面に了解を得てくださり、私に抜刷を送ってくださったのです。

んも〜〜〜!!!

んも〜〜〜!!!

ちゃんと引用文献も重なっているし、先行研究(ダイレクトな先行研究ではなく、関心が重なる先行研究)、ちゃんと隈なく当たってたよ!!
よかったーん(涙)

そうして、この論文で、私はこれからの自分の実践の精度をもっと高められる自信が出てきました!!
やっぱり、素晴らしい研究者はすごい! そしてわかりやすい!! ありがとう伊藤先生!!
自分は研究者向きでも無いし、年齢的に時間もないので、実践の追求、頑張りたいと思います。with この論文
(この先生のいる大学の教授・講師陣は、大好きな研究者ばかりなので行けるなら行きたいけど、遠すぎる・・・)




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