自傷行為が周りに及ぼす影響
私はJK時代と大学時代に自傷行為をしている。
その傷跡は今でも残っていて、今まで一人だけその傷どうしたの?と聞かれたことがある。
複数人いた手前何も言えなかったが、二人きりの時に聞かれたときは言う事にしている。
私自身、自傷行為したことを後悔していないし、むしろ生きることに真剣に悩んだ証だと思っている。
さて、自傷行為が周りに及ぼす影響を書いていくわけですが、私が自傷行為を始めたのも周りの影響があったからと言える。
自傷行為をするきっかけとなった人たち
中学時代、周りに自傷行為をしている人たちがいた。
中学時代は自傷行為する人を軽蔑していたが、JKになると自傷行為をしていた彼女たちを思い出して自分も切っていた。
彼女たちが自傷行為をしていなかったら、おそらく自分とは関係ないものとして認識していたと思う。
JK時代に自傷行為をしていた話↓
友達が自傷行為をした。
私の自傷行為は友達にうつった。
友達が自分の体に傷をつけたと知ったときはすごく辛くて嫌だった。
罪悪感が生まれた。
わたしのせいで傷つけなくて良い体を傷つけさせてしまった、こんなことになるなら話さなければよかったと後悔した。
誰しも悩みを持っている。
思春期は特に、子供にも大人にもなり切れないもどかしくて苦しいような悩みを抱えている。
色んな感情に支配される。
色んな事に影響される。
当時を振り返って思う事
自傷行為や自殺企図など負の感情は周りに伝染するという事は知っておいた方が良い。
そして、そういう仲間もできてしまう。
そうなればお互い安心できるけど、傷のなめあいになる。
より深く落ち込むことにもなる。
自分と同じように苦しんでいる人がいると思うと、一人じゃないって思えるからすごく安心するし、必要なことなんだけどね。
でも、その安心感に身をゆだねてしまうと自分が滅んでしまう。
だから、ほどほどに。
そこから抜け出すためにしたこともまた後日書こうと思う。
そして、もう一つ。
周りに影響を与えたからと言って、そこまで落ち込む必要はない。
自傷行為をするかしないか、自殺企図をするかしないか、自殺するかしないか、それは全てその人が決めたことだ。
無責任に聞こえるかもしれないけど、
周りの環境がどうであれ自傷行為しない人はいるし、実際仲良くしてた子で私の自傷行為を知った人でも、しない人が大半だった。
だから、落ち込んで反省するのは良いことだけど、それで自分を嫌いになる必要はない。
当時許せなかった自分のことを今は許している。
そんなに自分を責める必要もなかったなと思っている。
自傷行為の跡で気にしていること
私は基本的に傷を隠したくない。
それは、自傷行為していた自分を否定してるみたいで嫌だから。
でも、時々思うことがある。
昔の私のように自傷行為を許せない人が傷跡を見たとき、きっと軽蔑するだろうし、すごく嫌な気分にさせてしまう。
その気持ちがよく分かるのだ。
心底嫌な気持ちになり腹が立つことを。
私が良くても、他人に不快感を与えてしまう。
それは嫌だ。
なので、注射をするときや人に腕を見せなくてはならない場面では、左手ではなく利き手の右手を差し出す。
(※注射は、利き手が万が一使えなくなってしまうと生活に支障がでるのでおすすめはしません。)
人間は弱い生き物
メンタル弱い系の人間が大嫌いと思っている人でも、自分が気づかないだけで弱いのだ。
もしくは、自分の弱さに本当は気づいていて、自分はそっち側には絶対に行かないと強がっている人もいると思う。
それは、自分を守るために必要なことだから悪いとは思わない。
キャパシティや忍耐力は違うだろうが、自分の心の痛みに敏感かそうじゃないかの違いで、いつか心が折れてしまったり心が燃えなくなる日はやってくる。
まさか自分がとその時驚くだろう。
健康体だと思っていた自分の体や心は疲れ切り消耗されていることにいつか気づく。
みんな、自分の心に嘘をつくから。
もし、自分の疲れ切っている心に気づけたときは、自分の心と向き合ってほしい。
それは人生観が変わったりあなたに必要なことを教えてくれるはずだ。