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磐梯熱海旅③「郡山市ふれあい科学館」


1.ふれあい科学館への道程

腹を満たした一行は、駅目の前のビルあるという科学館に向かいました。

すっかり晴れ模様

後で知りましたが、最上部の球体はプラネタリウムのようです。
この科学館はビルの22階にあり、下の階は別の施設になっています。1階はセブンイレブン、8階~14階はなんと学校が入っていました!なんて好立地なのか。買い食いは必至に違いありません。

入口からはいると、明らかに専用と思われる柄のエレベーターがありました。

このエレベーター自体が既にアトラクション感があります。扉が閉まって動き出すと同時に暗くなり、色々な色に床が光りだしました。

異様な雰囲気

そして到着して扉が開くと、笑顔で出迎えてくれる館員さんがこちらを見ている……空気感にかなりギャップがありました。

2.無料展望ロビーと機関車

科学館の入口は22階にありますが、到着した展示ロビーは無料スペースになっています。
郡山市内を一望できるだけでなく、かなり大型のジオラマがありました。
しかもこれらの機関車はNゲージであり、実際に動くのです!!この様子を見ているだけでも楽しい。

そして何より嬉しかったのはSLの運転シュミレーターです。
1回5分少々で、200円。

シュミレーターなら関東にもあるよと言いたい方に申し上げましょう。ここは何と、1分も待たなかったのです!
例えば埼玉県には鉄道博物館があり、シュミレーターはあります。しかし平日でも子供達が取り合っていたのです……流石にそこに乗り込む勇気はありませんでした。
心なしか呆れた目で見てくる友人たちを尻目に、いそいそとシュミレーターに乗り込みます。

本物のような年季の入りっぷり

まるで鉄オタではない私ですが、目の前に並んだ計器の数々や、発車するための機器を見るだけでもテンションが上がります!
正直言って画像は荒すぎて状況がよく分からないですが、走っているのがどこかはすぐ分かりました。そう!先程夢中になって見ていたジオラマです!
走行中にお子さんを抱き抱えたパパらしき人がこちらを見ているのが分かりました。大幅に駅からズレた停車位置にとまる無様な機関車の姿を……しかもパパさんは次の駅へも追ってきてくれていました。しかし見通しが悪いのもあっていきなり駅が出現するので、最早止まるどころではないまで行ってしまってスルー。この電車は只今より特急になりました、ごめんなさい。
あっという間の5分間でした。1人だったらもう一度遊んでいたことでしょう。
そういえばかつて電車でGO!というゲームを遊んだ時もこんな風にオーバーランしてたな、懐かしい……と思ったらこのシリーズまだ発売していたんですね!びっくりしました。

3.人類にとっての飛躍

無料ロビーで散々楽しんだ我々(主に私)は、ようやくチケットを購入して中へ向かいます。
料金は大人400円です。かなり良心的。

入口はとてもミステリアスで、トップ画像の写真がそうです。(どうしても人影が入ってしまうので、モノクロに加工してます)
ここを抜けると宇宙に関わる発見をした研究者たちの物語が見られる装置があります。
どんどん下へ下っていくと、広いスペースに出た先が21階。ここには2つのゾーンがありました。

・展示ゾーン

宇宙服のレプリカや宇宙ステーション内部が見られたり、すばる望遠鏡のミニチュアなどが展示されています。
このふれあい科学館のキャラクターは何と「銀河鉄道999」で知られる松本零士先生が作り出したそうで、サインやキャラクター原画なども飾られていました。

また星の距離の測り方の実験ができる所や、ケプラーモーションというブラックホールに吸い込まれる物質の様子を観察できる所など、展示と言えども分かりやすく実験をしているような感覚で見られる物も多かったです。
また宇宙探査車ローバという月面探査車シュミレーターのようなものもありました。レバーで車を操作するのですが、反応が返ってくるのは数秒後なので、感覚が狂って思ったより難しかったです。
また、決まった時間にびっくり実験ラボという科学実験や工作を楽しめるイベントを開催しているようです。

・体験型展示物

個人的にこの科学館の目玉と言ってもいいゾーンです!
けれども残念ながら写真がないので公式HPをご参照ください。。

・トリプルスピン

見た目は正に球体型のアトラクション……ではなく、実際にはNASAの宇宙飛行士が訓練で使うものと同じ装置だそうです。
がっちりとしたシートベルトで体を固定して、360度縦横無尽のぐるんぐるんと回ります。気持ち悪くなる危険性があって今回私は試せませんでしたが、他の方が体験しているのをちらちらと横目で見ておりました。遊園地のアトラクションの比ではなく激しそうでした。

・ムーンジャンプ

こちらは月の上でもしジャンプしたらどうなるのか、という無重力を疑似体験できる装置です。実はこの様子、ここに来るまでの階段で上から見られる小窓があったことを後から知りました。
当たり前の如くシートベルトを装着し、首が締まる可能性があるので必ず下を見てジャンプするようにと注意を促されます。
前に並んでいた男の子が体験しているのを見ていてわかっている気になっていたものの、実際に自分でジャンプしてみると思ったよりも高い!しかも普段思い切りジャンプするという事がまるでない日常を送っております。
膝を曲げての全力ジャンプは結構体力を使ったようで、終わった後は少々疲れを感じるほどでした。

目玉のくせに写真がないのは残念ですが、郡山に訪れたらぜひ行ってみて欲しいスポットでした。この満足度で手軽に行けるのは大きいです。

それでは磐梯熱海(郡山含む)旅編を終わります。
これにて今月訪れた旅行先でのお話は終わりです。
次回は恐らく少々マイナーな最近のマイブームについて語る予定ですので、宜しければそちらでお会いしましょう!

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