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コンビニエンスストア経営ってどうなのか part2

皆さまこんにちは、前回の記事にスキを押して頂いた方ありがとうございます!書く励みになるってこう言う事なんだと理解しました(笑)
今回もガンガン書いていきますね!

さて、前回は自店舗付近への競合出店リスクや本部からの保証を書きましたので、続きから進めたいと思います。私の経験や体験を交えますがご了承願えます。

競合店舗出店による自店舗への影響

基本的に自店舗付近への競合出店はそれ程怖いものでは無いのですが、同じチェーン店が来た時は話が変わります。店舗の距離によりますが、他チェーン出店時より同チェーンの出店の方が最大損失金額の振れ幅が大きくなる傾向があります。
(これは商品の差別化が難しいのが大きな要因と私は考えてます)

当店の事例ですと、直線距離にして約500mの場所に同チェーンが出店し、平均日販−15万円と大きく売上げが落ちる事態になりました。

最終利益で約−20万円程度の月収入減になります。サラリーマンなら転職どころか労働基準局案件ですよね(笑)
同じスキル持ちが同じ部署に配属したので20万円給与が減る...。はぁ?ですね

しかし、自営業ならコンビニでなくともそのリスクは常にあるのが普通なのです。だからこそ、自分の収入が減るリスクを考えておかないとダメなのです。

自営業の良い部分はサラリーマンと違い、収入を大きく増やせる事と私は考えています。何故なら自分の意思で経営拡大が出来るからです!

当時は月の収入が1店舗約80〜100万円でした。
なので、1店舗拡大すると毎月同じような収入をプラスで叩き出す事が可能なのです。

これなら責任者に月収30〜50万円支払いしても利益が出ますね。勿論、平均日販によりますが、出店候補地はこちらが選ぶので嫌なら蹴れば問題無いです。ただ問題があるとすれば、その新店舗の責任者やアルバイトの確保という事になります。

労働者の売手市場時代

(労働希望者数<採用枠数)


店舗経営して数年すると労働者の売手市場が訪れて大変でしたね(笑)
求人広告に1掲載費用が1番安く小さい枠でも1万円ちょいで、通常の枠サイズは5万円強とかでして、「何回募集しても全く音沙汰無し!」って普通にありました。
今までの小売業が安い賃金で労働者を雇っていたツケと私は考えています。
なので単純に私は賃金を都市部基準(私は某地方経営です)に設定しましたところ、大きく改善されました。

自分の立場で考えて「安い賃金で働きたくない」
「同じ仕事内容なら高いに越した事ない」と思うのが普通ですよね?

ケチらずに賃上げを実行出来るかで今後の経営体勢を安定させる事が可能かの分岐点になりますし、従業員さんが安定すれば自分の休暇日数も増やす事が出来ます。

求人での希望者が増えると言う事は売手市場にも関わらず、こちらが選択出来る立場になるという事です。

なので、店舗経営を回したいが為に苦渋の決断で質の悪い人材を採用しないとダメという決断が減少するのです。

コンビニ経営者様や当時のニュースをご覧になった方はわかると思いますが、「バカッター事件」に巻き込まれて廃業なんて可能性も最小限に留める事が出来るのです。

勿論、指導などでも改善の可能性はありますが、
経営者としては出来るだけ従業員さんの馬鹿な行為をする可能性を下げたいですよね?

なので、面接時に「学歴や経歴、態度や話し方など」を基準に判断出来るメリットや「解雇されたら他の安い賃金の所で働かないとダメになる」と思わせる事が賃上げにより有効な抑止力になったりもします。

まだ経営数値の詳細は書いていませんが、経営のやり方や工夫で大きく収入や休暇が取得出来るというのは何となく伝わるかなと思います。

口頭でなく文で伝えるのって難しいですね...
もう少し上手く書けるように頑張ります!(笑)

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