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バイクってなんなんだろうね・・・


バイクブーム真っ只中にバイクの免許を取得。
私のこれまでのバイクライフ(途中まで)を紹介します。
同年代のバイク乗ってる方、少なからず同じような経験を
されているのではないでしょうか?

バイクってなんなんだろうね。
時間のある方お付き合いください。



原付免許は高校を卒業した春に取得
1980年代後半ハイパワースクーターが目白押し。
私の選んだのはヤマハチャンプ、カラーは白/黄色。
かっこよかったね~。
空気の入る量を増やせばパワーが上がるんじゃないかと思い、
エアークリナーBOXにドリルで穴あけ。

なんでパワーアップを図る必要があったのか?
スピードリミッターで速度は60kmまでしかでない。
リミッタ外した方が良かったんじゃない?
って当時の自分に言ってやりたい。

下手したら混合気薄くなって焼きつきよ。
アホです。

峠道走りに行ってました。スクーターで。
気分はGPレーサー・・・のつもり。
スクーターで・・・?
そして楽しさよりも怖さ数倍。
ついこの間までチャリンコしか乗ったことないのに、
ちゃんと走れるわけないじゃん。



1986年
中型自動二輪免許取得は、19歳の夏。
初めてのバイクが、親父が乗っていた本田ホーク250cc。
空冷並列2気筒。
パワーはそんなになかったがよく回るエンジンで、
なかなか乗りやすくて楽しかった。
400ccと共通フレームだったので少し重かった記憶がある。
峠道というか山間の道を一人で良く走った。
長距離ツーリングは行ったことがなかった。
1年くらい乗っていたか?オイルもプラグも替えた記憶がない・・。

1987年
空前のレプリカブーム。250cc、2サイクル全盛期。
自分のバイクを購入する。

購入したのは鈴木ガンマ250Ⅲ型ウォーターウルフカラー。
もちろん中古。
前オーナーが結構いじってました。
エアクリーナーはなく、網付きのエアーファンネルが付いていた。
チャンバーはスガヤのレーシング。
キャブもセッティングできてたんでしょうね。
当時の自分には知る由もなかったですけど。
ブレーキホースはステンレスメッシュに。
8000回転を境に作動する排気バルブ。これまた凄い加速!!
街中ではまず必要のないシステム。
このバイクでも峠道をそれなりに一生懸命走っていました。
もちろん気分はGPレーサー。しかし決して速くはなかった。

あちらこちらに仲間とツーリング行くが、車の多さに嫌気がさして・・
夜中2時ごろ家を出て午前中に家へ帰るというツーリングに、
ソロで出かける様になる(勝手にミッドナイトツーリングと命名)。
和歌山市から白浜あたりまで海沿い国道を南下(距離にして100kmくらい)。
ちょうど日が昇り明るくなってくるので、今度は山間を走って帰る。

当時、紀伊半島の山道と言えば、
国道でもセンターライン、ガードレールなし、1.5車線がほとんど。
コレをレーサーレプリカで走ると結構刺激的。
走りにくいのか腕がないのか、単車が道にあってないのか、
訳のわからない状態で走っていた。でも楽しかったのを覚えている。
ある時なんかヘアピンで車と出会頭フロントブレーキ握りゴケ・・・
対向4ポットダブルディスクは良く効いた。

信号がなくて、お巡りさんがいなくて、車が少ない道。
林道ってなんだ?砂利道?

1998年
たまたまバイク屋で見たセローがとても輝いて見えた。
しかし当時の自分にはなんか違う感じがした。
レーサーライクなものを求めていたからかもしれない。
まだ世の中は小排気量2サイクルハイパワーブーム。
私の選んだのはニューモデル発売間近のヤマハDT200R。
予約を入れての新車購入。
1年ほど鈴木と2台体制だったが、その後鈴木ガンマほとんど乗らなくなったので
売却してしまった。

レーサ癖の抜けない私は、林道でもレースの真似事のようなことを
繰り返していました。
ある時から野宿ライダー寺崎勉氏の影響で、テントを積んで信州やら九州、
四国とキャンプツーに行くようになりました。
今思えば2ストなのに低速トルクもまあまああって、とっても乗りやすいバイクでした。5年近く乗りました。
途中魔が差して再びレーサー気分を味わいたくなって、
NSR80なんかも乗りました。

和歌山にはコアなオフロードチームがあり、
たまたまそこの林道ツーリングに呼んでいただきました。
ほぼ全員本田XR250または600(逆輸入車)。
XLRとぱっと見同じですが、よく見ると全然別物。
そして林道に入るやいなや土煙とともに、あっという間に姿が見えなくなる始末。
ヤマハも少しガタがきてるかな~といった感じもあり買い替えを決意。
1993年秋同年式の残りがあり少し割安で購入。
当時250ccオフ車にしては結構いいお値段だった気がします。

嬉々として乗り出したものの、
もともとデザート系の足回りなもんで、
日本のくねくね凸凹の林道にはリセッティングが必要でした。
メカの知識が乏し私には宝の持ち腐れ感ありあり。
せっかくのバイクの性能(楽しさ)を活かせないままでした。

バイクに乗るだけで楽しい時期はとうに過ぎ、
バイクって何?大きいバイクの方が楽しい・・?
みたいな時期が到来していたように感じます。

1998年
ちょうどそんな時、大型自動二輪が教習所で
取得できるようになったのです。

これは行かなきゃならない!!
と早速申し込み、大型免許取得となったのです。

脳みそ能天気なので、KTM640LC4購入へとまっしぐら・・・・。

ここから大型バイクライフが始まっていくわけですが、
KTMではなくBMW R1100GSを新車で購入することになります。

ある意味LC4を買わずにGSへ行ったことが、
今思えばよかったのかな・・?
って気もします。
GSは7年後にドナドナとなってしまうのですが・・。

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バイクに乗り始めた当時は
エンジンを味わうすべも知らず、
ただがむしゃらにアクセルを開けていました。
パワーが全てのように。
中低速での感覚、ハンドリングなんかを感じようともしていませんでした。
というか感じるセンサーを持ち合わせていなかったと言った方が良いかもしれません。

鈴木ガンマもヤマハDTも、本田XRもさぞや楽しいバイクだったろうに。
いや、楽しかったんですけど、乗って楽しいだけだったように感じます。

あ〜あ、なんて勿体ない。



バイクに乗る楽しさ、
本当に、バイクってなんなんだろうね?

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