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ナスがママ キュウリはパパ

表題に深い意味はない、ふと昔に聞いた嘉門達夫氏のフレーズを思い出した。

モトグッチ ブレヴァV750の車検が4月末で満了となる。
2年前はショップにお願いしたが、今回はユーザー車検をすることにした。
用意しないといけない書類(車検書、納税証明書、整備記録)は準備できた。
バイクの整備も一通り済ませた。2008年にハーレー・スポーツスターXL1200R(キャブ最終)の初回車検でユーザー車検を経験しているが、どうやったかなんてこれっぽっちも覚えていない。ただ排ガス検査2回落ち、再検査をした事は覚えている。さてさてどうなりますことやら。

車検時の懸案事項
・当日の作成書類はちゃんとできるのか。
・ヘッドライト光軸大丈夫か。
ウインカー老朽化のため社外品に交換フロント側ウインカー左右間隔狭い。
・古いバイクだけれども排ガス検査大丈夫か・・・。

当日の書類作成でつまずく。 

現地で3枚の書類に必要事項を記入する必要があるが、その用紙はどこに?

わからんので申請受付窓口並んで聞いたら用紙をくれたので見本通りに記載。
再度受付に行くと申請費用の印紙が必要なので、その窓口へ行ってくれと。これまた判らないので教えてもらって窓口へ。

印紙購入窓口で必要な書類に印紙を貼って改めて受付に提出。
印紙代金 6,300円、自賠責更新 9,270円也。合計 15,570円である。
これでようやく車検場ラインでの検査となる。

懸案事項の2つ目はクリア
ヘッドライトの光軸調整屋さんで1,500円で調整してくれる。
だだし車検当日のみ作業。前日だとどっかに走りに行って光軸狂うからだとか。
バイクの光軸って簡単に狂う構造なの?そんなんでいいのか?というのはさておき・・ブレヴァは左右調整ネジはあるけど上下はライトケースそのものを動かす構造。一回決めたらそうずれることはない。車検用には合ってないことは判っているので当日調整してもらった。

3つ目ウインカーはちゃんと点滅すればそれで問題なし。

4つ目排ガス検査、これも問題なし。
測定器は自分でマフラーエンドに突っ込む。
検査官に「排ガスの測定して」と言われて、???となっていたら、
「そこの装置マフラーへ突っ込んで」と言われて突っ込んだ。
数値が表示され難なくOK。
インジェクションで、マフラーにキャタライザー入ってて変なことしてなかったらまあ大丈夫か。

*          *           *

陸運支局に行く前にヘッドライト光軸屋さんに寄ったが、その時に色々とアドバイスをいただいた。混んでくるので到着したらまず検査ライン入り口にバイクを並べ、そして申請書類を作成して受付へ出せと・・。
バイクを並べたは良いが、前述の通り申請書作成に時間がかかってしまった。やばい、後続に迷惑をかけていないだろうかと思い戻って見るとギリギリセーフ。ちょうど前の人がラインに入るところだった。
慣れてない上に心の準備もく何をやるのかさえわかっていない状態で検査開始である。後続はハーレ新車登録5台がブリブリエンジンの暖気をしながら並んでいた・・。 

ホーン鳴らん?

後ろのハーレーディーラーに促されライン手前へ、検査官にウインカー付けて、はい右〜左〜。車体番号は・・エンジン形式は・・はい、ブレーキ握って、はい後ろ踏んで・・、ホーン鳴らして・・、・・・・、・・・・、・・・・、鳴らん?周りの音で聞こえん?そんなことないやろ。検査官は何事もなかったかのように検査を進める。現在の走行距離は・・排ガス検査やって〜。はっ?そこの装置マフラーへ突っ込んで・・・・はい抜いてくれていいですよ〜。OKやね〜。
ライン検査終わったら先のところに書類出してください。ホーン確認しますから。やっぱり鳴ってなかったんや。

検査装置の上にバイクを進める。

左足元の床から出っぱてるの(フットスイッチだそうだ)踏んで、前後のブレーキ握って〜だったか放して〜だったか。
次にヘッドライトの光軸測定機が横から現れる。前後の車輪がガコーンと固定される。調整してもらった時と同じ姿勢でエンジン回転は2000回転をキープ。
「ハイビームにしてる?」と検査官、あわてて切り替え。
○だったのかXだったのかわからないまま機械が元の場所に戻っていく。

指示に従いバイクを前に進める。スピードメーターのチェックだ。ブレヴァは後輪で検出するタイプ。左足フットスイッチ踏んでメーター表示が40km/hになったら放す。どうやら問題なさそうだ。

なんだか訳がわからんうちに検査が終わった。なすがまま。キュウリはパパではない・・。

ホーンは直るのか?? 

先にあるボックスで係員に書類を渡す。ホーンの再チェックだがやはり鳴らない・・・。直して計測ラインに持ってきてくださいと言われラインを後にした。まさかホーン鳴らん??
駐車場に止めてホーンスイッチを押すが、内部でパコパコ音がするだけ。ホーンスイッチを押した時にスモールライトが減光する。ヘッドライトの光軸調整の時スモールライトちらついてるな〜って言われたのを思い出した。なんか怪しい気がするのでバルブ(LED)を外してみたが変化なし。ホーン周辺カバーを外して配線をチェックするが特に異常はない。ホーン単体が壊れたのかもしれない。一旦帰ってハンターカブから外して代用するしかない。

カバー関係を元どおりに組み直して陸運支局を後にした。

*          *          *

作業の段取りを色々考えながら500mほど走ったころ、もう一度ホーンスイッチを押してみたら勢いよくホーンの音がした。鳴るやないか!!!!。何回押しても大丈夫だ。即Uターンして陸運支局の計測ラインへ。
無事確認完了して車検はOKとなった。書類を窓口に持っていく。

えっもういいの?

窓口ではお姉様方が中で話ししているので、「すいませ〜〜ん」 と声をかけたら、しばらくして「横の箱に入れてください。」

仕組みわかってないな〜俺。窓口は書類を渡してくれるところらしい・・・。

〇〇自動車さ〜ん、レッドバロンさ〜ん、ハーレーダビドソンさ〜ん、△△自動車整備さ〜ん・・・次々と車検証が渡されていく。15分くらいしてから自分の名前が呼ばれた。車検証とステッカーをいただいた。

えっこれで終わり?帰っていいの?
バイクのところに戻って車検証を確認する。大丈夫みたいね。
ステッカーは帰ってからゆっくり貼り替えることにしよう。

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はい、お疲れ様。もたもたして所要時間2時間ちょっと。費用合計17,070円。

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ユーザー車検は良いね。ショップに預ける必要がないし自分が時間作れるなら手間と費用が節約できる。今更だが・・・。
メンテは自分でするもよし、ショップにお願いするもよし。
そして、次回からはナスがママにはならない。

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