はい!マチガイ!!
日常の足として使っているKHS(自転車)のリム(リヤホイルの)を交換する。
ショップに組み替えをお願いしても良いのだが、こんな楽しい(?)事を
他人に任せるのはいかがなものかということで、自分で交換する。
2018年にフロントホイルのリム交換を行った。リヤは今回が初めてである。
フロントリム交換作業時に組み間違いをして、やり直した経緯がある。
今回は慎重に行ったつもりだったが冒頭の写真のようにしっかり間違えた・・。
〜リム交換〜
なぜ交換するのかというと、ご存知のように自転車のブレーキはリム部側面を、
ブレーキシュで挟み込んで制動をかける。
ある程度の距離を走るとその部分が減ってしまう。
減るとどうなるのか?リムの厚みが薄くなるので、折れたり曲がったりする可能性があり危険である。
何キロ走ったら交換しないといけないと言ったマニュアルは特にないが、
こりゃ危なそうだな・・と思ったら交換だ。
普通はリムを交換するまで乗るケースはあまりないのかもしれない。
ママチャリなんかだとリム云々の前に自転車そのものが廃車のパターンか。
〜交換に至る経緯など〜
私の乗るKHSはF20Rというモデル。
2011年7月に知人から格安で譲り受けた。
いろいろ部品を交換したがホイル関係はそのまま使用した。
しかし、2013年の冬には前後ホイルセットで交換となった。
交換したのはPOWER TOOLSブランドで販売されている前後ホイルセット
(#802-506 )である。
その後、2018年1月にフロントのリムを交換することになった。
走行距離は約6,000km。
ハブ、スポークはもともと付いていたもの(シルバー)を使用した。
リヤ側はまだ大丈夫だったので当時は交換せずに今日まで至る。
前回交換から6年半、走行距離は約11,000km。
引っ張りすぎか・・。
〜交換の模様〜
前回交換した”黒”のハブ、スポークを使おうと思ったが、バラしかけてやめた。
ぶつけた記憶はないがスポークが曲がっていたのと、ネジ部が錆びていた。
もともとついていたハブ、スポークを使うことにした。
写真右側(シルバー)。
この際だからハブ、フリー部分の分解整備も行う。
ハブはアメリカンクラシックだ。構造詳細はいろんなところで紹介されているので記載はしない。
写真上は2013年に交換したもの。カセットはめこみ部段付き摩耗が激しい。
表面処理の色が異なる。どちらも硬質アルマイトだろう。
今回下側のもの(元々の部品)を使用することにする。
そしてフリー部のロック爪。
ハブの中で配置はこんな感じ。
ロック爪写真、
上側6個が2013年交換したハブのもの。数字が刻印(成形)されている。
形状は以前のもの(下側6個)と全く同じ。
こちらも表面処理の色が少し違う?多分窒化処理。
刻印のあるものが右側、段付き摩耗がある。
今回は左側(刻印無し)を使用する。
昔のものの方が、質がいいのか?
走行距離はそんなに変わらないはず・・。
肝心のリム交換だが、見本を見ながら組み立てた。
スポークの配置は問題なしだがバルブの位置を考慮していなかったため、
空気を入れるのが困難なスポーク配置となってしまった・・。
気づいたのは、振れ取りが終わってタイヤを組み付けた後だ。
空気はなんとか入れれるのでこのまま行くか・・・とも思ったが、
縦振れがどうも気になった。
振れ取り時にバルブ用の穴付近と、向かい側のリム継ぎ目部分が膨らんだようになっていて縦振れが取りきれない状態だった。
0.5mmぐらいだったのでまあいいかなとも思ったが、タイヤを組んで回してみたら嫌な振動があった・・。
バルブ穴付近と、継ぎ目は強度が若干落ちるのでスポークの張り方向が問題だ。
このままではこの先問題があるような気がしたのでバラしてもう一度組み直した。
正しくは写真の通り。
テンションはハブに向かってまっすぐになる方向。
反対側の継ぎ目部分も同様。
縦振れは綺麗に収まった。
やったことない人はそこまで気が付かない。おしい・・。
フロント同様、今回も組み直しとなってしまった・・。
でも、できないことができるようになるっていいことね。
なんでもやってみるべし。
勉強とコストダウン(組み換え工賃)になる。
次回交換は6年先。
それまで自転車本体は大丈夫か・・?
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