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バイクってなんだろうね〜(その2)

バイクってなんだろうね〜
どうしてMOTOGUZZIにたどり着いたのだろう?

の続き・・・。


今MOTOGUZZI BREVA V750に乗っている。
前にも書いたが、MOTOGUZZIが好きな訳ではない。

20年前乗っていたBMW R1100GSを個人売買で売る時、
大阪からわざわざバイクを見に来てくれた人がいた。
その人はMOTOGUZZIに乗っており、今度ばBMWに乗ってみたいのだと言った。
結局GSはその人ではなく、後から見に来た人に売る事になった。

後から来た人は、
ミッションケースの継ぎ目のオイル染みを指摘した。
走行距離はもうすぐ4万kmだった。
もうしばらくしたらクラッチがオイルで滑るかもしれないと・・。
私たちは整備ができるからその辺は問題ないと言われた。
GUZZIの人に売ったらちょっとまずいかな〜なんて思ったのもあり、
そちらとの話を進めてしまった。

後日メールでGUZZI乗りの人にその旨を伝えた。
わざわざ大阪から見に行ったのに、それはフェアではない!と抗議されたが、
謝罪するしかなかった。申し訳ない気持ちになったのを覚えている。

なぜR1100GSを売却することになったか?
OHVボクサーに乗ってみたくなったからである。
知人のR100RSに乗った時、OHVのサウンドがなぜか刺さった。
オフ志向であったのでR100GSパリダカを選んだ。

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ところがGSは集合管でありRSとはサウンドが少々異なっていた。
車体がR1100GSより軽かったので林道などでは申し分なかった。

ちょうどその頃ハーレーのスポーツスターがモデルチェンジをした。
エンジンがラバーマウントとなった。
ダイナのラバーマウントエンジンが好きだった。

そうだ!ハレーもOHVではないか。
もしかしたら気持ちの良いサウンドが聴けるのではないかとの思いで、
1年足らずのおつきあいでR100GSを手放した。

2006年  XL1200R(キャブ最終モデル)がやってきた。

龍神スカイラインにて


購入前に試乗をした。
エンジンはいい感じだが乗り味(操作系も含め)が厳しいのを感じた。
そもそもBMWと比較するのがおかしいか・・。
手を入れていけばなんとかなるか・・・。
キャブを広島の45デグリーでモデファイ、エアクリーナー、フォークオイル、ブレーキ、クラッチレバー、ハンドルバー、シート(K&H)交換・・。
カバン(パニヤケース)がないのがちょっと問題。

いろいろ頑張ったが自分の感覚とのズレを埋めることができず、
3年ほどで手放すことになった。

しばらくは軽量バイクで林道散策することにした。
ゲロ林道も走るであろうから、バイクはジェベル200。
セロー、XR230としないところがひねくれ者?。

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2015年あたりから再び大型バイクの購入を考える。
OHVサウンドも諦めていないが、カバンの付けれるバイクが欲しいと思った。
そして条件は空冷2気筒、縦置きクランク、シャフトドライブ、カバン付き。 
とか言いながら、BMW K75も候補に上がっていたりした。

よくよく考えればBMWかMOTOGUZZIしかないではないか・・・。
重いのは厳しいので、中間排気量のモデルが理想である。

中古車の情報をいろいろいろいろいろいろ調べて探して、
ようやくヒットしたのが今乗っているMOTOGUZZI BREVA V750。
2018年春に我が家にやってくることになる。

この90度Vツイン空冷OHV、今まで探していたエンジンサウンド(フィーリング)を備えていることが乗り出して改めてわかった。
2000回転付近でのドロドロ感(トルク感)、そこから回していった時に振動が消え去る回転域がある。街乗りも高速も良い!
長距離を乗っても意外に疲れない、ストレスを感じない。
ワインディングもそれなりに走れるブレーキ足回りを備える。
燃費も長距離では25km/Lあたり。
何よりも車体がコンパクトで、国産400ccクラスの車格であること。

イタリアンデザイン、いつ見ても飽きない不思議なバイクである。

改めて思う。
求めていたのはやはり心地よいOHVサウンドと、扱い安さ。BMWよりドロドロ回るトルク感のあるエンジンのGUZZIが良い。

なんども言うがGUZZI好きではない。
たまたま気に入ったのがGUZZIである。
どうでもいことだが・・・。


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結局我が家にはBREVAを含め3台のバイクが居座る事になった。
後の2台はジェベル200と、ハンターカブCT110である。


バイクも人も相性があるね。
ふしぎ・・。


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