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No.101 コミュニケーション・スキルは、確かに、転ばぬ先の杖

今回はコミュニケーション・スキルに関するコラム的な記事です。


この note のNo.77~79に、ハラスメントに関する、フランク先生のアドバイスがあります。

そこで、「初動がとても大切」という知恵をつけてもらいましたね。

確かに自分の経験や身の回りを見回すと、早く動いて未然に防げていれば、こういう苦しい目に合わずにすんだのに、ということは実に多い。

昔から、「転ばぬ先の杖」ということわざもありますが、気づいてみれば、「コミュニケーション・スキル」というのは、生きていくうえで遭遇するあらゆるトラブルに対する「杖」のようなもの。


例えば。

人間関係で「もめごと」が生じそうなとき、うまく伝えるスキルがあれば、渦中に突入しなくてもすむはず。

あるいは、自分にはムリでも、スキルをもった人にうまく助けを求められれば、代わりに動いてもらえるかもしれない。

ハラスメントの記事にも、ありましたね。


私事ですが、最近、こんなことがありました。

仕事で、「それはないだろう」という経験をした。

で、「これは黙っていると、繰り返すな(もっとひどくなる)」「それは大いに困る」と感じました。


なので、フランク先生に教えてもらったように、初動を早く、相手に伝えました。

すると。

すぐに行動すれば、すぐに反応が返ってくる。

その反応を見て、自分がどうすればよいか、パッと先が見えました。

まだこじれていないので、対応もシンプルですむ。

さらには、タイミングもちょうどよく、とんとん拍子に事が進む。


これまでウジウジ悩んで失っていたエネルギーや時間は、なんだったのか!

コミュニケーション・スキルがもたらしてくれた、この速さ、スッキリ感は、実体験してみてはじめて腹落ちしました。


フランク先生に、「せっかく学んだスキルの使い方がまだまだ足らん!」「だから人生がはっきりと変わらないのだ」と、時々お叱りを受けますが、その言葉も納得できました。


「コミュニケーション・スキル」という、「杖」の心強さを理解するには、自分で体験するのがイチバンです。

まだ頭の理解で、ハラまで落ちていないかも?と思われる方は、是非、これまでの記事の中のスキルをどれか、試してみて頂きたいです。

この魔法の「杖」は、使えば使うほど、いい感じに自分を支えてくれて、手放せなくなるはずです !(^^)!

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