【ドイツワイン】④ラインガウ:ガイゼンハイム大学

ラインガウは、ドイツの13ある生産地の中でも最も名声が高い産地。ここでできるリースリングは本当に美味しい。そのラインガウの中でも、有名な村がこのガイゼンハイム。特に、高名な畑があるわけではないが、ここには世界的に有名なワインの大学、ガイゼンハイム大学(Geisenheim University)があるのだ。フランスのボルドー大学や、米国のUCデービスと並んで、世界最先端のワイン研究が進んでおり、近年のドイツワインの新たなムーヴメントの震源地になっている。

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ドイツワインの品種で必ず出てくる、交配品種のミュラー・トゥルガウは、同大学のヘルマン・ミュラー・トゥルガウ教授が開発したことから、名づけられた。大学近くには、実際にその名を冠した道があったりする。

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構内には、伝統的な校舎と近代的な校舎、そして実習用の畑が一面に広がる。ワイン畑だけでなく、様々な樹木が温室、構内の畑で栽培されている。生徒の多くが、ワイナリーの跡継ぎと聞いたことがあるが、普通に一般の生徒にも開放されているはず。ちなみにドイツの大学は、授業料がほぼ無料。ワインを本格的に勉強したい方には、一つの選択肢になるのではないだろうか。

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Hochschule Geisenheim University
Studierendenbüro (in Müller-Thurgau-Haus, first floor)
Von-Lade-Str. 1
65366 Geisenheim
Germany

Tel. + 49 6722 502-712
E-Mail: info(at)hs-gm.de

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