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【Vol.3】 視察レポート 〜リニア中央新幹線視察~

 皆さんこんにちは!!
日本維新の会 関東学生部で代表をしている現役の高校2年生、Frank Aramoto です。今回は先日、党の事務方として同行させていただた「リニア中央新幹線視察」のレポートを投稿していこうと思います。

 今回の視察は党職員の方々のご厚意により私もインターン生として参加させていただくことになりました。しかし、今回の視察費用は全て党(政党交付金)が負担していると伺いました。
 国会議員でも、党職員でも、党員でもない私が「元々は皆様からお預かりしている税金から成る党のお金(政党交付金)を利用して視察させていただいた。」という訳です。その為、しっかりと私の業務や視察で得たことを徹底的に情報公開させていただきます。


① リニア中央新幹線視察の行程について

 今回の視察の行程や費用については、足立康史衆議院議員がXのポストで公開されていますが、改めて私の方からも説明させていたただきます。


8月24日(木)当日の流れ

10:20頃
国会議事堂 日本維新の会国会対策室(控室)に到着。
インターン業務の一環として、出発までの間
国会見学者の対応や視察の準備を行った。
11:20頃
維新の国会議員が続々と控室に集まる。
視察で利用する弁当やお茶などを持って、職員の方と国会正面(衆側)に降ってバスに乗車。自分の荷物などを整え、最前列で乗車してくる国会議員に弁当とお茶を配布する。
11:40頃
全員(国会議員16名・私含め職員4名)バスに乗車完了。
バスが出発し高速に乗った後、おむすび弁当をいただく。
13:10頃
神奈川県相模原市の橋本駅付近にある神奈川県駅(仮称)の工事現場に到着。
現場の方から工事現場の概要説明を受ける。
13:35頃
現場の方と共に工事現場を実際に歩いて視察。
作業をしている様子や工事の進捗、現場周辺の状況を確認。
盛土の安全性についても大きな視察内容の一つとなった。
13:55頃
我々(国会議員・職員)もヘルメットを被る。
トンネル掘削現場、駅舎やホーム、線路の位置を確認。
その後、バスに乗り込んで山梨のリニア実験センターへ。
途中の談合坂SAで5分程度の休憩を挟む。
15:20頃
山梨県立リニア見学センターに到着。
JR東海の方からリニア中央新幹線の概要説明を受ける。
(車両、路線ルート、メリット・運用に向けての課題など)
16:05頃
リニア新幹線車両の外観を視察。実際に目の前で動く様子を間近で見た。
国会議員とJR東海の方同士で質疑応答を行い合う。
16:15頃
リニア中央新幹線に試乗。
研究センターの職員の方から説明を受けながら、実験場を約2往復程度の走行。
16:50頃
リニア中央新幹線試乗終了。改めてリニア車両の説明が行われた後
議員とJR東海社員や研究センター職員間の最後の質疑応答が行われる。
17:10
最後は記念撮影。山梨県立リニア見学センターを後にする。
19:00頃
事故による渋滞に巻き込まれながらもSA等に寄ることなく、国会議事堂に無事到着。
議員は各々が議員会館への戻り、私は職員さんと共に国会内の党控室に到着。
諸々の片付けや今回で得た学びを職員の方々に報告した後、帰宅。


② リニア中央新幹線視察で得た学び

 リニア中央新幹線は品川駅から名古屋駅(将来的には大阪駅)を結ぶ、超伝導リニア技術を用いた高速鉄道です。その仕組は勿論のこと、線路のルートや駅の位置、車両整備の方法、災害時の対応や対策JR東海の取り組みなどを学びました。

 特にリニアの開業に伴う停車駅周辺の経済効果と現在運行している新幹線の停車駅周辺の経済効果がかなり期待できることを知りました。

 リニアが運行されるようになると、現在「のぞみ号」新幹線を利用し、東京から名古屋や新大阪へ向かう乗客(その逆もしかり)の多くがリニアを利用すると見込まれています。そこで「のぞみ号」の本数を減らし「こだま号」や「ひかり号」を増やすことで、「のぞみ号」では停車しない駅への国内観光客やインバウンドが増加し、大きな経済効果が見込めると言われています。

 また日本のリニアは世界最速の高速鉄道に認定されています。世界最速の高速鉄道が運用されると、日本の技術力を世界に知らしめることができると同時に、世界中の鉄道ファンが乗りに来るのは間違いありません。

 一方で、リニアの運用開始に向けては、様々な課題が残っています。
 その最たる例が静岡県内におけるリニア線路敷設の認可が降りていないということです。
 静岡県知事や地元の市民団体が「大井川」という川の源泉を守る為に、リニア線路敷設反対運動を展開しています。それに対し、JR東海や環境省、国土交通省、隣県の山梨県や長野県、地元住民の方々は、大井川の水を守るために8年もの月日をかけ、線路敷設案を出したのにも関わらず、県知事はこの案を拒否しました。これは政治が解決すべき課題の1つ。今後も動向をうかがっていきます。

 そして何よりも私が今回の視察を通して、皆様にお伝えしたいことは、普通の新幹線とリニア新幹線の乗り心地に大差はないということです。
 世界最速の高速鉄道で未知の乗り物であるが故に、乗車することに不安に覚えるかもしれませんが、耳詰まりが少しする以外に特に身体的な変化はありませんでした。開業した暁には沢山の方々がリニアを利用してくださることを願っています。


③ 最後に一言

 下手な文章にも関わらず最後までご覧下さりありがとうございます。学生の本分である勉学や部活動などで更新が滞ることもあるとは思いますが、自分のペースで投稿してまいりますので、今後ともぜひご期待ください。

 またX(Twitter)では、ほぼ毎日投稿を行っておりますので、フォロー・いいね・コメントをいただけると励みになります。本日はこの辺で閉じたいと思います。今後ともご指導、ご鞭撻とコメントでの応援をよろしくお願いします。

Frank Aramoto

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