多店舗舗展開のメリット・デメリット
今回は私自身の観点から店舗展開に関する持論を書いてみたいと思います。
あくまでも私個人の経験に紐づくないようなので苦情は受け付けません。笑
業界・業種問わず、リアル店舗型ビジネスを経営されている方は事業拡大を図るにあたり、「多店舗展開」を視野にいれていくと思います。
ただ、頭ではイメージしていても実際に「上手くいくのか?」「落とし穴はあったりしないのか?」など盲目な点もあるのが正直なところだと思います。
全国を飛び回り、大勢のFCオーナー、FC店舗を見てきた経験から
私なりにお伝えできる点を今回は纏めます。
私が言うのもアレですが、今回は正直「有料記事」にしても良いかなと思いましたが、無料で公開します。笑
多店舗展開のデメリット
早速、デメリットからいきます。
結論からお伝えすると・・・
・より多くの他人の人生を背負う
・従業員との意思疎通が薄くなる
・欠員に対応する頻度が上がる
・キャッシュが圧迫するリスクが増える
・物件選びを失敗する可能性がある
・競合に対して視野が狭くなる
大枠としては上記です。
特にフランチャイズに加盟をされているオーナーの場合、追加出店に関しては本部も敏感になり、加盟金目当てに営業をされることもあるでしょう。
どんなに魅力的な物件を紹介されても、冷静さを保ち、最終的には自分で意思決定をしなければいけません。
ここで「本部が紹介してくる物件だから大丈夫だろう」と他責になるようであれば、そもそも失敗が約束されているので、やらない方が得策です。
先ほど挙げた項目を見ると分かるように主に「人材管理」に関する内容が多い事が分かると思います。
事前に理解しているつもりでも、実際は苦戦されている人がほとんどだという事です。数字を作り上げるのは「人」である以上、このリスクは取らないといけません。例えIT化したとしても、そのシステムを管理するのも「人」だからです。
現場で起こる盲点としては「競合店による脅威」です。
出店時にはブルーオーシャンに見えても、数年後はわかりません。
競合に「一気に出店攻勢をかけられたらどうする?」という視点を持っている加盟店オーナーは少ないのが現実です。
「なんとかなるでしょ」
「それは仕方ない」
このような意識でなんとかなるほど、現実は甘くありません。
5年後、10年後の見据えた計画は必須なのです。
多店舗展開のメリット
ここまでの話だと、デメリットしかないじゃん!と感じる人もいるかもしれません。笑。次に多店舗展開だからこそのメリットを挙げます。
・シンプルに当たると売上額(粗利額)も大きい
・個店で苦戦しても複数店で挽回できる可能性が上がる
・従業員の増加につれて、会社も大きくなり、社会的信用度が増す
・軌道に乗せると多事業展開のビジョンも描ける
・本部から神仏的に見られる(半分冗談です。笑)
多店舗展開に関する最大のメリットはやはり売上のインパクトでしょう。
1店舗運営と比べると、「どうもにもならない状況」が回避できるケースも度々みられます。
何の保証もない中で攻め続けることになりますが、これはどんな人も同じです。挑戦するということは、リスクも取るという事であり、その覚悟がなければその先の成功も見えてきません。
夢は大きく店舗数No.1というのも良いでしょう。
反対に1店舗で地域に根付いた運営をするのも良い形だと思います。
今回お伝えしたメリット・デメリットが何かの参考になれば幸いです。
さて、今日もいっちょやるか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。
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