見出し画像

ライスカレー

子供の頃大好きで見ていたドラマにこのようなエピソードがあった。
長門勇という岡山弁丸出しの俳優がいるのだが、私は彼のファンで、そのためこの作品を見ていた。
その中で長門は土建屋のオヤジの役だった。岡山から上京して苦労の末土建屋を成功させるのだが、食生活は豊かになった今でもライスカレーにウスターソースをかけて、カレーソース(世間ではカレールーというがこれは誤用)とライスをかき混ぜて食べるのが好きだった。
今でこそレストランや食堂でそのような食べ方をする人は見なくなったが、昔は人前でも堂々とそのような食べ方をする人がいた。
実は私もその食べ方が好きだ。下品だとわかっているので外食時にはしないが、家で食べる時はたまにやりたくなる。

今、ちょっとしたトラブルで資金が凍結され、資産はあるのに資金がないというビンボーな生活を送っている。そのため、翌月に資金の凍結が解除されるまでは備蓄の米と非常用のレトルトカレーで飢えをしのいでいる。だが、このレトルトカレー、温めなくても食べられる商品で味がいかにも非常食というものでちょっと物足りない。そこでおたふくお好みソースをかけて食べてみたらびっくりするほど美味しくなった。夕食も同じものを食べるが、たまにはかき混ぜて食べてみようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?