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アラフォーになって外食に求めるものが変わったお話〜雰囲気・値段・量〜

こんにちは!今日は、私が外食に求めるものが年齢とともに変化していること、についてお話します。

きっかけはここ最近、家族や知人と外食をしていて、周囲の注文方法にちょっと疑問を感じたり、ビュッフェで並ぶ時間を億劫に思ったことです。食事に対する考え方が昔と比べて変化していることに気づきました。

最近の私は完全に量よりも質、そして比較的静かなお店が好きです。家族や知人と行くならまだしも、一人で食事するのであれば多少割高でも静かな所を絶対に選びます。


外食に求めるものを昔と今とで比較

10‐20代のころの私

大学生から独身の頃にかけてはグループで食事に行く頻度が今よりもだいぶ多かったことと、自分自身も今より一度に食べられる量が多かったので、食事に重視するものは量と安さ、今で言うコスパを最重要視していました。

若かったのでお金が今ほどなかったのももちろんありますが、胃袋のキャパが今より多い分、同じ金額でもより多く食べられるもの、例えば食べ放題やビュッフェが大好きで、月に一度は必ず行っていたと記憶してます。

特に好きだったのがお寿司の食べ放題です。当時一人3000円強の値段で時間無制限、寿司を30貫分ぐらいは一人で食べていました。正直今では20貫も食べられるかどうかも胃のキャパ的にかなり怪しいところです。

食べ放題やビュッフェだと、自分で並んで自分でお皿に取るというタイプの店が多く、当時の私はそのようなスタイルでも全然苦にならずに、何度も食べては何度も並んで、食事をどれだけ食べられるかっていうところに重点を置いてエンタメ的に楽しんでいたように思います(ラーメン二郎などもその最たる例ですね)。

最近の私

前半にも書いたように、最近の私は極力ビュッフェや食べ放題などで人が多いお店はあまり選ばないようにしていて、多少割高でも静かに食事ができる店を選んでいます。そのような考え方になった要因は、確実に子育てがきっかけです。

ゆっくり食事ができる、リフレッシュしながら食事ができるというシーンが、どうしても若い頃と比べると貴重になるので、その貴重な時間ぐらいはゆったり過ごしたいという思いが強くなったからです

また昔と比べて食べられる量も少なく、かつ無駄な食糧廃棄を極力出さないといった風潮も昔よりも強くなっています。そのため、食べたいものを全部頼んで食べられなければ残すという知人がいますが、彼女との食事は嫌だなと思うようになりました(それでいて割り勘になるのも超絶違和感。。)。

最近も娘のリクエストでビュッフェに行ってきました。会場が結構にぎやかで、11時30分の入店予約をして、お料理を取って実際に着席して食事を開始できたのは11時55分だったのです。これビュッフェじゃない方が全然ゆっくりできるしいいじゃん、と考えてしまいました。

ビュッフェだとどうしても自分の前に並んでいる人のペースに合わせて食事を取る点が、自分の裁量が聴かせられないというか、自分の自由が利かない窮屈な感じがしますし、しかも昔と比べて私の胃袋のキャパも小さくなってしまったので、ビュッフェを積極的に選ぶ理由がなくなったのが正直なところです。

ホットペッパーで行われたビュッフェアンケートに思うこと

ホットペッパーのアンケートによると、ビュッフェの嫌なとこという設問もあって、一位は元を取れないからというもので、個人的には意外でした。

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確かに若い頃は料金分いっぱい食べるぞ!という気力が私にもあふれていました。今は私も大人になり(?)ビュッフェとか食べ放題の楽しみの一つはその会場の雰囲気もあると思うようになりました。たくさんの料理が並んでいてどれから食べようかなというワクワク感が料金に入っていると思うので、ビュッフェの料金の元をとろうっていう感覚は今はほとんどないです。

また、こちらのアンケートの結果だと、私がビュッフェに対して苦手に思う部分、例えば前に並ぶ人のペースに合わせないといけないとか、並ばないといけないのが自由が利かず、億劫といった回答に一番近いものが3位に『ゆっくりできない、慌ただしい』とランクインしていました。

このゆっくりできないという選択肢が制限時間のことを指しているのか、私のようにほかの客に並んで待たないといけない裁量の低さを指してるのかよくわかりませんが、やはり通常のビュッフェでない着席型のレストランと比べてゆっくりできないことをネガティブに感じる層も一定数はいらっしゃるようです。

また1位の元が取れない以外にも値段に関連する回答が多いのも印象的です。この結果から、食事に対してはお値段をものすごく重視するといった層が多いのかなという印象で、木下さんの放送で以前出ていた『安さこそ正義』という考えの方が多いことが垣間見えます

今の私が飲食店に望むこと

今の私のように、若い頃と比べて食べられる量が減ってしまったけど、若い頃と比べて小金は持ってる層は一定数いらっしゃると思います。そういった人たちのために、量は通常のお店と比べて八掛けぐらいと少ないけれど、その分お店が静かでゆっくり食事ができる、値段は普通の店と同じぐらいか若干割高みたいなお店がもっとあってもいいのにと思います。

おそらく都心であればそういったスタイルの店もちょこちょこあるかもしれませんが、私の住まいは都心から少し離れているエリアなので、どうしてもチェーン店や大盛りが自慢の個人店が多く、そこまで選択肢がないのです。

今後日本の人口が高齢化して行くということも考えると、多少割高でも量が少なくて一人でゆっくり食べられる、そんなお店の選択肢が増えるといいなと思いますので、飲食店の出店を考えているけどどんなお店を出そうか迷っている方はこういった形態も考えてみるといいのではないでしょうか。

それではまた!


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