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【人的供給制約】在宅勤務を廃止する日本企業って何考えてるのだろう?

こんにちは!今日は『在宅勤務への私の見解と、在宅勤務を廃止する日本企業の滑稽さ』について話をします。

きっかけは尾石晴さんのVoicyです。
在宅勤務とは違うのですが、自分と他人の境界を意味する自他境界をベースにお話されており、自他境界がはっきりしている人ほど〇〇だよね、という会でした。

この放送によると、私は自他境界がかなりはっきりしている人間のようです。というのも
・自分のものを職場の人に勝手に使われるのが大嫌い(ペンを使われる、椅子に勝手に座って雑談されるなど)
・満員電車が大嫌い(お金払ってでも着席型の車両に乗りたい)
といった要素があるからです。おそらく今回の放送で言う『自他境界がゆるい人』は、
・他人のデスクとは言え会社の中にあるのだから文房具や椅子など誰に使われてもOK
・満員電車は仕方ない(自分の趣味に入り込むなりしてそこまで気にならない?)
とかなり寛容な方なのだと思います。

実際私の場合は、ストレングスファインダーで内省という一人の時間を楽しみながら考えることが好きな資質があるので『自他境界がはっきり』していることには納得できるのですが、コロナ禍ではそんな私に救世主が現れました。

在宅勤務です。

自他境界のはっきりした人と在宅勤務の相性は抜群

上記の通り、私は自分のものを勝手に使われたり、変に人が密集した場所が苦手な人間です(昔の話ですが駅から会社までの通勤経路も社内の人だらけで鬱陶しかったです笑)。

それを考えると在宅勤務は私にとっては救世主です。

・自分のものを勝手に使われることはまずない

物理的に同じ空間に他人がいないので当然ですね。出社時は例えば実験で席を外している間に、いつの間にか誰かが私の席に座って周囲の人と相談、雑談していることがあったので、その度に『うわー、返してくれって言わなきゃ。。』と無駄にリソースを削られていました。

自分が使いたいときにモノを自由に使える、というのは少なくとも私の働きやすさには大きく影響しているようです。

・聞きたくもない話題に妨害されることもない

出社するとどうでも良い話題に花を咲かせる人がいるのです。
例:〇〇さんが〇〇拠点に異動だって〜マイホームあるのにどうするんだろうね〜
例:✕✕の資格試験に受かったわ!コレ落ちるやついるのかなw
(→私その試験に一回落ちてますが何か??って感じでした。口は災いの元とは本当ですね。。!)

お昼休みの雑談でこの手の話題が聞こえてくるのは100歩譲って良いとしても、自分の仕事中にこの手の自分が聞いたところでどうしようもない話題が耳に入ると、その話題で占められた脳のリソース返して欲しいなと思います(性格悪すぎるかな??)。

そのため、在宅勤務なら人が勝手に自分のもの使ってる、とか興味ない雑談など、余計なことにリソースを割かれることもなく快適だ、というのが私の見解です。

全員とは言いませんが、在宅勤務の環境下でパフォーマンスが上がるのであれば、選択肢として在宅勤務(テレワーク)制度があるのは、別に誰も損しないことだと思います。

GAFAMが出社回帰だから弊社も、って日本企業、一体何??

アメリカの大きな IT 企業では原則出社に切り替える会社が多いようです。

少し古い記事ですがこんなものがありました。

このような流れを受けて日本でも出社回帰(テレワーク廃止)が進んでいます。

せっかくコロナ禍で誕生した選択肢である在宅勤務・テレワークをコロナの5類移行を以て廃止というのはもったいないと思いました。

通勤に時間がかかったり、家庭の事情で遠方への通勤が難しい層も一定数います。

例に挙げたアメリカの大企業であればまだ国内で人口が増えていますし、周辺各国はもちろん世界の優秀な人材を採用できるので、出社回帰としても優秀な人材を採用できるのだと思います。

反対に日本では人口減少・人的供給制約で人が採用できない中で、わざわざ採用できる人間の選択肢を狭めるのは、個人的には意味不明だなと思います。

ということで、フルリモート歴2年の経験から在宅勤務への見解と、GAFAMが出社回帰してるから弊社も、と在宅勤務を廃止する日本企業の滑稽さについてお話してみました。

それではまた!

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