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魚谷侑未プロと東城りおプロの契約満了について私見をひとつ

先日セガサミーフェニックスの公式サイトから魚谷侑末プロと東城りおプロの二人の契約満了が発表されました。

主なプロ選手やファンからは魚谷プロを外したことへの批判がも6っとも多いと見受けられましたが私の意見はそうではありません。

むしろ批判されるべきは茅森早香プロを同時に契約満了にしなかったことです。

魚谷プロの実績自体はもちろん文句のつける所はありませんが、よくよく見てみるとそのほとんどが[赤無しルール]でのタイトルになっています。

昨年度赤坂ドリブンズを契約満了になった村上淳プロも同様なことが言えますが、赤無しルールが強くても赤有りルールが強いとは決してなりません。

魚谷プロはMVPを取った2019-2020シーズンを除くと、全てマイナスの成績しか残せていないのですから契約満了は妥当なのです。

また東城プロは今年は不調で、36人中34位と一応契約満了の理由になりうる成績しか残していませんでした。

それに対して茅森プロは通年の合計ポイントは東城プロに、今年だけの総合ポイントは魚谷プロに及んでいません。

さすがに醍醐大プロを一年で判断するのは難しいので保留しますが、女性プロを3人とも契約満了にして解体的出直しを演出した方が批判があれど内情を穿った見方をされなかったでしょう。

もう一つおそらく誤解を受けていると感じるのはMJの最高位スポンサー契約についてです。

一部のプロ麻雀視聴者そしてこれが問題なのですが最高位戦所属でないプロからは連盟での麻雀格闘倶楽部のように[縛り]が発生するという誤認が起きています。

そうであるならば数多くいる最高位所属で雀魂を配信しているプロ達から何らかのリアクションがあるはずですし、大阪支部の幹部でA1リーガーである牧野伸彦プロが雀魂を配信していたので[縛り]は発生していない模様です。

MJ側もその辺りは理解していると思われ、雀卓にロゴが表示できるメインのスポンサーではなく卓外のボードに表示されるサブのスポンサーになっています。

これは表立ってスポンサーを募集しているのが最高位戦だけだからというだけで、おそらくMJに参加している日本プロ麻雀協会・RMUがスポンサーを募集していたら喜んで受けることでしょう。

この推測は完全な私の希望的観測かもしれませんがMJはMリーグをきっかけに連盟のプロ雀士の出演をワンチャン狙っていたのではないでしょうか。

しかし現在も出演している連盟のプロですら麻雀格闘倶楽部を配信をさせないKONAMI側からの圧倒的ガードにより断腸の思いで断念せざるを得なくなったと予想しています。

KONAMIの囲い込みはまず連盟が森山体制でなくなっても続くと確信しています。

ただこれはMリーグの理念からは離れていると感じるプロは連盟所属でなければ多数を占めると思われます。

セガサミーフェニックスもドラフトで最高位戦のプロしか選ばなかったら一定数の視聴者から批判を受けることでしょう。

そしてそれをあえて誤解されるような分析を他団体のプロが発表する事態になっていくような気がします。

さすがに統一したプロ団体を作れとは言いませんが、少なくとも自団体の都合のいい曲解を押し付けるような足の引っ張り合いだけは止めてほしいところです。



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