うつ日記〜錯乱編〜

永田佑衣

落ち込みまくっているのは変わらず、あまり状況はよくならないまま、1月も終わろうとしています。

という書き出しだけの下書きが、2021年1月の日付でnoteに残っているのを発見して、1年間止まり続けている自分を再認識して少し泣いた。

最近のわたしの状況はというと、あまりにも調子が悪いので病院で初めて不安時に飲む頓服の薬を処方してもらい、包丁を持つのもコード状のものを持つのも恐ろしいときをやり過ごし、ゲームだけは一丁前にでき、それ以外の映画演劇読書創作には集中できず、先に控えている出演舞台の稽古があることと支えてくれる人のおかげで生きている。

うつ状態に置かれているとき、わたしの認知は歪み、できるだけ悪くネガティブな方向に物事を進めようと自分が努力しているかのような錯覚に陥る。人と比べたりそれによって自分を責めたりする思考はいちばんの敵であることは、

これを書いた2020年10月の頃にはわかっていた。はずなのに、という自責とそれを無理やり押さえつけようとする思考によりパニックになるのはもう飽きた。めんどい。しんどい。

わたしはわたしの体と頭をもって限界を迎え、すべてわたしがもたらした結果としてクズとメンヘラになっているのになぜそれを人と比べようとしてしまうのか？日本一のクズとメンヘラでなければクズとメンヘラでいてはいけないような気がしてきてしまい困っている。自己紹介できるように立派なクズとメンヘラになろうとしているのだと思う。脳のバグに律儀に従おうとしている時点で負けているのではないかという気さえしてくる。愚かムーブと不幸自慢も大概にしろ。負けって何？

めでたくもなんにもないがわたしのうつはこの段になって新フェーズに突入したらしい。人に一日会うと翌日ベッドから出られなくなり、脳内ではいろんな声がして、周りの人間が皆わたしの元から去ることを想像して泣き、ニート仕草はとっくの昔に板について、永遠に尺の短いTikTokだのVTuberの切り抜きだのを摂取して、ゴミみたいな飯を食っている。

どうすりゃいいんだ〜〜〜〜〜〜〜

突然のクソデカボイス
わからない…本当にわからない…助けてくれ…うつアピールしていいことなんかマジの一つもないんだよ、たったの一つもな
友達もファンも仕事も減る手段を取ってまで今いっときの発散を求めてしまうパニック状態にあるってことです。

ここまで読んでくれてありがとうございました
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