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こんにちは。永田佑衣です。

ついにきょうの夜20時から、日本のラジオ「ロマンランタン」の連作配信が始まります。日本のラジオという団体がきょうから24日まで公演予定だった「カナリヤ」が中止となったため、本来の上演スケジュール通りに「カナリヤ」の出演者が連作の一人芝居を配信する、という企画です。わたしはあした、20日の20時担当です。一週間くらいはアーカイブも見られるそう。

こちらが配信のウアウエウです。

この前も言いましたが、9ヶ月演劇をやっていません。つまり、9ヶ月ぶりに初日前日を迎えています。自他共に認める緊張しいのわたしは、体調が緊張に如実に影響を受けるので、もう具合が悪くて仕方がありません。無理。

きつい見た目と暗い雰囲気からか、全然緊張しなさそうとよく言われるのですが、それは誤りです。本番、特に初日を迎えるたびに嘔吐寸前まで胃が痛み、ダッシュ後のような鼓動を感じながら袖で震えるのです。わたしはそのような状態になるたびに役者は向いていない、辞めようと決意し、これが最後のステージです、と思いながら舞台上に出て行きます。わたしの厄介なところは、台詞を一言でも発すれば割と大丈夫になってしまい、本編が終わる頃には役者続けまーすとなってしまうことです。その繰り返しで、10年やってきました。

これまでたくさんの役者さんと共演してきましたが、もちろん真っ青になるまで緊張する人、ケロッとした顔で一ミリも緊張しない人、いろいろです。そしてそれぞれに本番前のルーティンがあります。開場直前まで首を振りながら熱唱する人、壁に向かってしゃべり続ける人、誰よりも早く楽屋に戻ってタバコを吸う人、十字を切って祈る人、ギリギリまで寝る人、それぞれがそれぞれのかっこいい形でスタートラインに立って行く様はとても滑稽でありながら素敵なのです。もちろんわたしにもルーティンはありますが、それを言ってしまうのはかっこ悪いので言いません。わたしはそういう、室温が少しずつ上がるような本番前が好きです。

何を言いたいかというと、あした、室温をあげられるのはわたし一人しかいないということです。人生で初めての一人芝居なので、その雰囲気はスタジオにいかないとわかりません。それが、とても怖い。マジで怖い。早く終わった後になりたい。

緊張を落ち着けるために書き始めましたが、余計意識してしまってもうダメです。台詞を40回読もうと思います。いつもに増してひどい文章でした。

「カナリヤ」中止及び「ロマンランタン」上演にあたってのクラウドファンディングが絶賛受付中です。いろいろリターンもあるのでぜひ。

あした、見てください^

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