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企業の採用強化でよく見る社員インタビューの打診が一向に来ない

この世界には2種類の人間がいる。
社員インタビューされる側の人間と、社員インタビューされない側の人間である。

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社員インタビューされない側の人間
小山内拓人(おさないたくと):Planner/Copywriter
大学中退の高卒。
広告制作会社を経て広告代理店に入社。2021年3月よりFRACTAで働く。
浅草と上野でお酒を飲むことが好きで、恵比寿での会食は緊張する。


ー本日はよろしくお願いします!(小山内)

小山内) よろしくお願いします。

ーまず、なぜこのようなインタビューの場を設けようと思ったのでしょうか?

小山内)それは、僕のところに社員インタビュー記事の打診が一向に来ないからです。
社員インタビュー記事というものは、その社員が所属する会社理解につながり、採用活動に役立ちます。私たちFRACTAも同様にいくつかの社員インタビュー記事を発信しており、“局長”という肩書きを持つ人間が多くインタビューされています。しかし、そうでない肩書きを持つ人間もインタビューされており、内容も充実し、非常に読み応えのある記事が生み出されていました。“局長“ロジック崩壊の瞬間です。

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小山内) 加えて、「FRACTAで働くこと」のリアルを味わっていただきたいという意図もあります。局長陣のインタビュー記事は本当に良いことがたくさん書かれていて、「FRACTAが求めている人」もわかりやすい。その内容がただの理想論ではないことを、プレイヤーとして働く人間が語ることによってより強く伝われば良いなと思いました。

「インタビューされない側の人間」の中にも、面白い人はたくさんいます。その魅力が伝わることでFRACTAに興味を持ってくれる人が世の中にいるのではないか。そう思いました。レコードやCDで言うB面からの発信です。

ただ、本当に忘れて欲しくないのは今この記事を書いている原動力の9割はインタビュー打診が来ない“悔しさ”であり、打診が来ていれば全く書く気はなかったと言うことです。広報チームのみなさん聞こえていますか?


ーなるほど!では、FRACTAのプランナーについて教えてください!

小山内) A面に関しては局長である狩野さんがインタビューされているので、記事へのリンクを掲載しておきます。ぜひ読んでください。

小山内) B面の僕が入社してまず実感したことは、クライアントさんのためになることであればなんでも本気で考えて、なんでも本気で提案して良いということです。

FRACTAはこれまで多くのEC・Shopify業務を手がけてきた背景と実績があります。しかし、僕が経験した事実としてお伝えしたいのは、広告制作会社→広告代理店という道筋でFRACTAに流れ着いた小山内ですが、提案手法に制限をかけられることは一度たりとも無かったということです。

もちろん、ECやShopifyには強いです。ノウハウも体系化されており、全社員がアクセスできます。加えて、現在はトータルブランディングパートナーを掲げており企業の根本となる思想を引き出す&具現化する経験も豊富です。

しかし現実に目を落とすと、壮大なビジョンを掲げ、使いやすいECを運営するだけではブランドは成立しません。当たり前ですがまず「良いモノ」があり、時にはマスコミュニケーション、SNS、バナー広告やイベント。複合的なコミュニケーション要素が絡み合った結果、生活者の満足につながります。

Branding・EC・Shopifyを強みとして持ちつつも提案手法は縛らない。そんな会社であると実感しました。

デメリットを上げるとすれば、何百人もいる会社ではないのでさすがにCMだったり派手な事は内制化できないという点です。最適なパートナー企業との連携が不可避になります。

ただ、この記事を読んでいる方がもしCMディレクターさんだった場合、絵コンテを書くのを止める人はいません。その人が持つFRACTA内での強みになります。

ー色々なバックグラウンドを活かしやすい環境なのですね!

小山内) 本当にそうだと思います。もう一つ重要になってくるのがFRACTAらしさです。じゃあ広告代理店と何が違うの?という話で、僕の主観が混じる事は了承していただきたいのですがそれは「ブランドの伴走者であること」だと思います。

「ブランドの自走を目指して」という言葉がFRACTAのWebに書かれており、基本的にFRACTAが離れたとしてもブランドさんが自分たちで今後やっていけるような仕事の姿勢を貫いています。A面でいうとAD大野さんの記事がわかりやすい例です。

小山内) ですがここは悲しいことにB面記事です。生々しく「伴走者」を考えてみました。
FRACTAに入社してから、「小山内さんと話しているうちに思考が整理されてきて…」「今Webをお願いしているけど、○○も悩んでて…」とクライアントさんに言われることが劇的に増えました。

FRACTAは「伴走者」です。VUCAの時代に「良いモノ」を携えて立ち向かっていくブランドさんの伴走者でなくてはなりません。一つの圧倒的なクリエイティブを提示するのではなく、時には一緒に悩み、鼓舞し、壁打ち相手になり、否定し、賛同する。いわゆる広告業界でいう“オリエンテーション“は案件中盤から消える事が多いです。(他のメンバーはそうではないかもしれませんが)

FRACTAは、コミュニケーション・マーケティング・デザイン・テクノロジーの分野において少し先の未来が見えている存在として、クライアントさんとの契約期間中、全力疾走するブランドさんと共に全力疾走します。
FRACTAにおける案件のゴールはクリエイティブの納品ではなく、ブランドさんが未来に少しでも近づく事だと考えています。

Webデザインやコンセプト、ブランドさん内での会議体制の提案や配送箱のデザインまで、全ての提案物は未来への道具でしかありません。未来を変えるのはブランドそのものと良いモノです。

ー少し長いのでまとめてください!

小山内) 前半のところで「なんでも本気で考えて、なんでも本気で提案して良い」と言いましたが、逆にその思想がベースとして求められます。

僕は大学時代、博報堂ケトルさんの「手口ニュートラル」という考え方に共感し、POOL inc.小西さんの本を読んで広告業界に入りました。前職の上司であるDE inc.の牧野さん、arcaの辻さんがこの社会を一歩ずつ進めるために懸命な姿も見てきました。がむしゃらで、泥臭く、今の自分たちが「できない」ことであっても、クライアントさんや社会のために必要なことであれば寝る間も惜しんで「できるように」なっていました。

僕が広告代理店からFRACTAへの転職を決めた最大の理由として、当時担当していたクライアントさんに言われた「コロナ禍でこのままだと雇用が守れない。どうすればいいか。」という一言があります。

広告はお金がかかります。Webの更新にもお金がかかります。
大きなプロジェクトになると関わる人が増え、個人に求められるのは高い専門性です。どうしても脳裏には「アワード」がちらつきます。

悩んでいた当時の僕に、FRACTAの「伴走」と「自走」のピースがハマりました。最初からどんなCMにしようか?と考え始めるよりも、普段どんな感じで社内ミーティングしてます?と聞き始める方が僕の性に合っている気がしたのです。


広告代理店のクリエイティブは今も憧れ続けています。
毎夜、ポカリのCMと相鉄のムービーを繰り返し見て、やる気を最大限に高めてからキャッチコピーを考え始めます。(歌いながら)
今担当しているブランドさんに最高のタイミングで「最高なCMやりましょうよ!最高の代理店さん見つけますから!僕もいるんで!」と提案できる最高な未来を目指しています。

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ーFRACTAのプランナーB面がよくわかりました!本日はありがとうございました!!最後に一言お願いします!!!

小山内) 長いこと書いてきましたが、わからないことは社内のみんなにすぐ聞くノリも大事だと思います。なんでもできる人は独立できるし、みんな優しいので1回目の質問は怒られません。会社のいいところって総力戦ができるところだと思ってます。

というか、僕もまだまだわからない事が多いので色々な方にFRACTAに入ってきていただき、色々と教えて欲しいです。
あと、浅草のいい感じの居酒屋も教えて欲しいです。仕事よりもいい感じの居酒屋が知りたいです。


最後に、実は今FRACTAではアートディレクター/デザイナーさんが足りていません。

なので、次回はデザイナーさんB面人間とかを呼びたいと思っています。まさかの連載です。これも全て、インタビュー打診が一向に来ない悔しさからです。FRACTA広報のみなさん、止めれるもんなら僕を止めてください。



ーじゃあ第1回目からデザイナーB面やれよ!ありがとうございました!
(最初から最後まで全部小山内)




※撮影&連携:広報チームのみなさま(ありがとう)
https://fracta.co.jp/



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