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ココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭

先週末に開催された、栃木県足利市にあるココファーム・ワイナリーの第39回収穫祭に行ってきました。

このワイナリーはヨーロッパの風を感じる、私の大好きな場所です。

この収穫祭では、生演奏を聴きながらできたてのお酒やココファームのワインを楽しむことができます。

お祭は11時から始まりますが、ココファームのぶどう畑は丘の急斜面にあり、高くなるほど移動や料理・ワインのお代わりが大変なので、なるべふもとに近い場所が好まれます。
だからみなさん、場所取りのために早くから現地入り(臨時シャトルバス案内のお兄さん談)。

私は市内散策とお目当てのカフェでの朝活のために早朝に足利に入ったのですが、あきらめて早めにワイナリーへ。

あいにくの曇り空
お花見の席取りみたい

現地に着いたのはまだ9時半くらいなのに、丘のふもとはすでにビニールシートで埋められていました。
私もなんとかスペースを確保。

それからしばらくワインは我慢し(辛)、みなさんがそろったところでワインと料理を寄せ集め、乾杯!


まさにココ・ヌーヴォーな、できたてワイン

発酵中のためここでしか飲めない、貴重なできたてワイン。にごったロゼのような見た目。おりの香り。淡くて、フレッシュ。おいしくて、つい飲み過ぎた。


丘の頂上から、第39回収穫祭記念白ワイン

甲州と珍しい品種のバッカスやプティ・マンサンなどを、野生酵で発酵。青りんごのみずみずしい感じと甲州の酵母感に、甘い印象。


第39回収穫祭記念赤ワイン

日本固有のマスカット・ベーリーAと、ボルドー品種(メルロー、カベルネソーヴィニヨン)などを野生酵母で発酵、オーク樽で熟成されたワイン。ブルーベリーやフレッシュな果実感とほんのりスパイス感がうまくマッチ。


秋の風を感じながら、ぶどう畑でいただくワインはやはり格別。

第39回収穫祭記念ロゼワインは…写真を撮るのを忘れましたが、サーモンピンクの淡い外観のわりによい感じにタンニンが溶け込んでいておいしかったです。

現地ではココファームの商品のほとんどをボトルやグラスで楽しめます。
私はこの日、プチ・マンサンやツヴァイゲルトなどをグラスで、ココファームで最も高価なスパークリングをみんなで出し合って、ボトルで購入。

ツヴァイゲルト

北海道のツヴァイゲルトを使って作られたワインです。酸味がしっかり。

プティ・マンサン

フランスの南西地方の珍しい品種。高温多湿な足利は、フランスの南西地方と気候が似ているらしい。

のぼ ブリュット ドゥミセック

ココ・ファームで一番高いワイン(リピート)。複雑な味。素晴らしい!


日本ワインを語る上で外せない、ココ・ファーム。

1984年に始まったこの収穫祭は、今年で39回目のお祭です。
耳に心地よい生演奏の音楽を聴きながら、お酒を飲み、語り合い、グラス片手に丘の頂上までプチ登山……
特別な時間を楽しむことができました。

サムネイル画像に使わせていただいた絵は、原 倫子(はら ともこ)さんが手掛けるラベルのイラストです。ココ・ファームでは毎年、収穫祭記念のワインが販売されますが、かわいいラベルも要注目です。

この写真だけを見ると、なんかひとりで行ってきたように見えますが…
今回はマラソン仲間のすてきな皆様に合流せていただきました。

ツイートにある「仏検ワイン部」については、またの機会に🍷


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