見出し画像

巡礼前準備(day1)

GWに沼津に行くことになった。
聖地巡礼らしい。

沼津市

Q.見たことあるけど、観たことないものなーんだ?


シーラカンス?

いいえ、ラブライブ・サンシャインです。

ラブライブ・サンシャイン

「聖地は物語に宿る」

yomibitoshirazu

沼津を聖地にしようと思う。
拝観。

#1 輝きたい!!

入学式で勧誘を行う高海千歌

概要
スクールアイドル、「μ’s」にあこがれた高海千歌がスクールアイドル部の設立を目指す。
メインキャラ9人が登場する。

スクールアイドル部 設立に対する動機
高海千歌は普通であることに対し、コンプレックスを抱いている。
普通の高校生でありながら輝いて見えた、スクールアイドルにあこがれる。

問題
 ・部設立に関する問題
  ・
部の申請には5人以上の部員が必要(現在2名)
  ・理事長、生徒会長、生徒指導担当の承認が必要
  ・生徒会長による部設立の否認宣言
 ・ラブライブ出場の条件である、オリジナル曲を作曲できる人材がいない問題(田舎であるため?)

進展
 ・
渡辺曜の加入(水泳部と兼部)

感想
印象深かった点はスクールアイドルを目指すにあたり、外発的動機がほとんどなく、高海千歌の「普通人間でも輝きたい」という内発的動機1つで行動している点である。
似たような内発的動機を持つ作品に「花咲くいろは」がある。
花咲くいろはも主人公が旅館で働く「輝きたい」をテーマとした作品であった。好きな作品ではあるが、自分はこのアニメを心を預けて観ることができなかった。
理由は作品内で営利活動が前面に押し出されているためであるように思う。
私は仕事や営利活動を苦痛に変換しがちであるため、そのような要素を持つ作品とは相性が悪いと感じた。
その点ラブライブはスクールアイドルという形態をとっているため、営利活動から隔離されており、営利活動に不純感を抱きやすい私にも親しみやすい作品になっている。
私はラブライブ!サンシャイン!!を2話以降も楽しむため「この作品も営利活動の中から生まれているという事実」に蓋をし、駿河湾に沈めることとする。

#2 転校生をつかまえろ!

海の音を探す高海千歌

概要
作曲ができる転校生、桜内梨子をスクールアイドル部にスカウトするが、ピアノが忙しいという理由から断られる。
しかしピアノが上達せず、楽しくないというスランプから立ち直るきっかけ(海の音)を与えてくれた千歌と曜に心をうたれ、スクールアイドル部の作曲の手伝いをすることを了承する。

進展
スクールアイドル部内の役割が決定する。
 高海千歌:作詞
 渡辺曜:衣装
 桜内梨子:作曲

キャラクター情報
生徒会長 黒澤ダイヤが「μ’s」のファンであることが判明する。
黒沢ルビィが黒沢ダイヤの妹であることが明かされる。

感想
1話2話を通じて、今まで何にも打ち込んでこなかったが、夢中になれるものを見つけた高海千歌と今まで打ち込んできたものを楽しめなくなってしまった桜内梨子の対比構造を描いている。
王道のgirl meets girlの波動を感じた。
作中でキーとなる「海の音」は聴覚を閉ざして、海中の景色からイメージする想像上の音となっており、その場にいる3人のみが共有できる体験として描かれている。
体験の共有は大切であると、家で一人ラブライブ!サンシャイン!!を視聴している私は思った。

#3 ファーストステップ

トラウマ ファーストライブ シーン

概要
浦の星女学院の新理事長として小原鞠莉が就任。
部の承認を掛けて来月の初め(5月?)に体育館でのライブを行うことになる。
一見失敗かのように思われたファーストライブであったが、学校や地域の住民の協力もあり、体育館を埋め尽くすという目標を達成する。

進展
ユニット名がAqoursに決定する。
・1曲目「ダイスキだったらダイジョウブ!」が完成する。
・3人分の衣装が完成する。
・体育館にてファーストライブが行われる。
・スクールアイドル部が正式に部として承認される。

感想
構想の立ち上げから1か月で初ライブを決行するバイタリティには目絵を見張るものがある。
口だけではなく行動で示す3人の姿は圧倒的主人公であった。
順調にことが進むかに思われたファーストライブであったが、開始直後は人がおらず、無印の記憶がよみがえった。
そのような状況の中「ダイスキだったらダイジョウブ!」を歌う姿をみる、私の心は全然大丈夫ではなかった。
さらに追い打ちをかけるように停電が発生、照明も伴奏もない中で、ライブを続けなければならないというアクシデントに見舞われる。
泣きそうになりながら「元気だよ 元気を出していくよ」というフレーズを口にするシーンでは耐えられず、共感性羞恥心により一時停止して心を落ち着かせる必要があった。
失敗を恐れないことは、失敗しても大丈夫であるということではない。
千歌たちは無感症を患ったサイボーグではなく、誰よりも感性豊かな普通の高校生なのだと改めて気づかせてくれた。
しかし、一番感性が豊かなのは、アニメのシーン1つで心を揺さぶられ、視聴を中断する私なのかもしれない。

#4 ふたりのキモチ


姉と向き合う気まずいシーン

概要
スクールアイドルに興味がありつつも、スクールアイドルが嫌いな姉、黒澤ダイヤの視線を気にして加入を躊躇する黒澤ルビィと、自分に自信が持てない国木田花丸がAquorsに加入する。

進展
国木田花丸と黒澤ルビイが加入する。

感想
王道中の王道、双方向の思いやりである黄金律をテーマとした回。
国木田花丸は黒沢ルビィの本音を引き出すべく、ともにAquorsの体験入部へと誘う。
当初の目論見通り、ルビィのスクールアイドルへの愛を確認した花丸は、ルビィとダイヤとの対話の機会をセッティングしAquorsへ加入させることに成功する。
しかし、花丸自身は自分には不釣り合いとスクールアイドルから身を引いてしまう。
しかし、ルビィも花丸を気にかけており、今度はルビィが花丸の背中を押し2人そろって入部する。
とてもシンプルな構成でありながら、最終的な決断は自分で行い、共依存ではない部分に花丸あげたい。
個人的には共依存ルートからの自立でひと悶着ルートも見てみたかった。
スクールアイドルランキング4999位と言われてもピンとこないかもしれないが、日本の高校数が4,856校という事実を踏まえると、スクールアイドルというのは野球部並みの普及率であり、その中でも最弱であるということを表している。頑張ルビィ。

#5 ヨハネ堕天

個性のエンブレム

概要
スクールアイドルランキングを上げようとするAqoursのメンバーの前に、堕天使ヨハネを自称する津島善子が現れる。
津島善子の協力のもと、Aquorsは堕天使アイドルとして一時的にランキングを上げることに成功するも、すぐにランキングは下がってしまう。
真に目指すべきスクールアイドル像は自分の好きを大切にし、自分が一番輝ける姿を見せることであると心を入れ替える。
Aquorsの正式なメンバーとして津島善子が加わる。

進展
スクールアイドルランキングが
 4999位=>953位=>1526位と大きく上昇する。
・津島善子がメンバーに加わる

感想
堕天使や占いといった趣味のせいで悪目立ちするのが嫌な津島善子と、
没個性的でなかなか目立つことができないAquorsが出会うことで、お互いに
個性を受け入れてくれるコミュニティとランキングを上げるのに必須である個性的なメンバーを得ることができた。
一見社会的に敬遠されがちな個性であってもそれを生かすことができる場所が必ず存在するため、自分の好きを否定する必要はないし、好きなことをしている人間が一番輝いているのだというメッセージを受け取った。
私も今ブルーライトを反射しているので、輝いていると思う。
私と善子ちゃんの圧倒的な違いは、善子ちゃんはひたすら善い子なので、きっと何処へ行っても愛されていそう。
結局は人だという学びを得た。

#6 PVを作ろう

何もないを紹介する高海千歌

概要
浦女は年々受験者数が落ち込み、このままでは沼津市の高校と統廃合されることに。Aquorsのメンバーは学校を救うため、まずはPVを作成することに。Aquorsのメンバーは内浦を回りPVを作成するが、小原鞠莉に町や学校の魅力についてもう一度考えるよう助言される。
海開きの準備から、ヒントを得た千歌は、町の魅力である暖かい地域コミュニティをテーマにPVを作成する。

問題
・浦の星女学院は受験者数が減っており、このままでは学校が統廃合される。

キャラクター情報
黒澤ダイヤ・小原鞠莉・松浦 果南の3人が元スクールアイドルであったことが明かされる!!(知ってた)

感想
努力の量と結果は比例しないという指摘や、魅力は自分で気が付かなきゃ意味がないという考えることを諦めない姿勢、どんな場所でも魅力的であり、どんな場所でも輝くことができるなど学ぶべき部分が多い回だった。
ラストシーンのスカイランタンから、この回が作られたのではないかと思うくらいにはよいPVだった。私もスカイランタン祭りに行ってみたい。挿入歌は「夢で夜空を照らしたい」
沼津の海開きは7月初旬辺りであるため、ファーストライブから2か月が経過していそう。
ところでラブライブっていつなんでしょう?
冬?

#7 TOKYO

他のスクールアイドルとの初交流

概要
PVがヒットし、東京のライブイベントに招待される。初めての東京で舞い上がるメンバー。初めて他のスクールアイドルとの交流や大きい会場でのライブを前に不安を抱えるメンバーは東京ライブを成功させることができるのか。

進展
・PV5万再生
・スクールアイドルランキング99位
・TOKYO SCHOOL IDOL WORLDへの出演が決定

感想
ライブ前夜、眠れない千歌と梨子が語った期待されることへの恐怖はすごく共感できる部分がある。
期待耐性が無い私のような人間は自分を小さく見せることで回避を試みることができる。
しかし彼女たちはスクールアイドル、むしろ虚栄を張る必要がある分、のしかかる期待も大きくなる。
どうかライブを成功させてくれないとみている私の心が持たない。
Aquors どうか頑張ってくれ!

#8 くやしくないの?

頑張ったので胸を張って帰ろうと強がるシーン

概要
東京でのライブの結果Aquorsは最下位、1票も獲得できないという結果になってしまう。
落ち込むメンバーを気遣うように明るく振る舞う千歌であったが、内心悔しかったことをメンバーに告白する。

感想
ああああ! 観るのがしんどい。
他のスクールアイドルから「馬鹿にしないで、スクールアイドルは遊びじゃない」と罵られるシーンや獲得票ゼロ票を突き付けられるシーン、学校のみんなに迎えられ「ラブライブ優勝できちゃうかもね」と期待されるシーンは顔を覆わずにはいられなかった。
千歌が曜ちゃんからの「やめる?」という問いかけに返答をしなかった点も辛いポイント。(今までは「やめない!」と返答するのがお決まり)
EDの「泣いちゃうかもね」の伏線を見事回収し、千歌がみんなの前で涙を流すシーンは逆に、この地獄から開放されるという安心感すらあった。
ヤマは越えたか?越えたと言ってくれ…
私は競争過敏症なので、こんなものは劇物指定映像です。ちゃんと表記しておいてください。


いつも見てくれてありがとうございます(*^^*) ♡やフォロー、twitterもやっているので良ければぜひ遊びに来てください! https://www.pixiv.net/users/20283374 https://twitter.com/myoukotukurage