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私の00smusic#32

#311 Love So Strong by Michael Carpenter

オーストラリアのSSWの2作目Hopefulnessから。この中から1曲を選択するのが超絶難しい大名盤。純正パワーポップというには、大陸の土臭さやゴスペルコーラスが入ってたりもしますが、キャッチーでソウルフルなロック。

#302 In Search of Alter Egos by The Well Wishers

Spinning Jenniesのフロントマンであったジェフ・シェルトンなる人物が中心に活動しているサンフランシスコのパワーポップバンドの2作目Under the Arrows。パワーポップというギターミュージックの範疇で、これだけパターンを用意できるのは、才能かもしれない。現在までのこの20年ほどで13作品を絶えずリリース、特に大きく作風を変えずに積み重ねているとこをみると、とにかく自分が好きでやってる努力と、自分の中の正道を信じる執念を感じずにはいられないかも。

#313 Asphyxiated Circle by Guided by Voices

ロバート・ポラードがいれば成立するバンドのはずが、まさか解散するとは思わなかったわけで。その最終作の15作目。メジャーを離れての解散までのマタドール期の3作品は、個人的にも好きな時期。メジャーの場でなくても、あまり関係がないなと思う。尺・質ともに絶妙な丁度良さで、そのクオリティバランスを維持しながら、量産し続けるイメージ。復活後は、さらにその勢いを加速させて、1年で3作品を順次出していくというペースになっていくのが凄すぎ。

#314 A Notice to Everyone by The Model Rockets

シアトルのインディバンドで、前作から6年ぶりの3作目。前作までのパンキッシュさは削ぎ落とされて、60'sに寄っていっている感触なんだけど、テンポの良い軽快さは引き継いでる感じで、聴き心地が良い感じで好き。

#315 Broken Hearts in Stereo by Starbelly

バルチモアのパワーポップバンドの2作目。まあ、絵に描いたようなビートルズチルドレンのアルバムかなあ。こんなのはナンボあっても、困らないですからね。

#316 If I Were You by Wondermints

やっぱりこういうポップミュージックの作り込みをさせると、頭一つ出るというか。特にこのアルバムは、装飾的な部分でのゴージャスさがあって、豊潤でありながら、聴く耳を楽しませてくれるので、一番好きなアルバムかも。
※Spotifyにはなかったので、プレイリストには載っていません。

#316 Constant Bloom by Moon Safari

渋谷の路上にて、スウェーデンのプログレッシブロックバンドのセカンドアルバムのオープニングトラックから。こんな美しい曲を聴いたことなかったので、人間の声って凄いなあって思いました。プログレ聴かなくても、一聴の価値あり。

#318 Vendredi by Tamas Wells

オーストラリア人シンガーソングライターの2作目A Plea En Vendrediから。これはたまたまお店の試聴機で見つけて聴いたら、こんな美しい世界がこの地球上にあるのかっていうくらい、その透明感と魅力に惹き込まれてしまって。

#319 Shakespeare by Susan Cagle

ニューヨークの地下鉄駅構内でパフォーマンスしていた彼女は、音楽プロデューサーに見いだされて、メジャーデビュー。デビュー作の音源はスタジオではなく、駅構内での実況録音という形で残された。これもたまたま試聴機で見つけて聴いたものだけど、真っ直ぐ伸びていく気持ちが良いトーンの歌声に、すっかり魅了されてしまった。

#320 Serendipic Wheel by Cloud Eleven

LAを拠点に活動しているリック・ギャレゴのソロプロジェクトの3作目。どうやらこれは未発表やデモ曲なども混ぜた編集作品らしいけど、ハリー・ニルソンの空中バレーを象ったジャケットとタイトルに親近感。セルアウト時のフーやティーンエイジ・ファンクラブ、シューズのカバーも入りつつ、最初から最後まで60sや70sのようなポップロックが堪能できる。1作目は日本盤も出てましたね。


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