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私の00smusic#24

#231 No Reason by Sum 41

ポップパンクからメタル志向を高めた3作目Chuck。ドキュメンタリー撮影のために向かったコンゴの内戦に遭遇し体験したことが色濃く反映されている。内容は暗いけど、攻撃的で剛性の高い楽曲に、引き締まりもある構成のアルバムで、グリーン・デイのAmerican Idiotに並ぶ傑作。

#232 First Date by Blink 182

個人的に初めて聴いたポップパンク作品は、この彼らの前作でして、その時はあのテイストがいまいち飲み込めてなくて、こんな世界もあるもんだなあという感じで終わって、この時になるともう少し理解が進んで、聴きやすくて良くできた作品、ヒットチューン連打というイメージ。

#233 I'd Do Anything by Simple Plan

試聴機で聴いた時の印象は、曲は良いけど、プロダクションがあんまり好きじゃないなあという感じで、何となくプラスチックのような軽薄なサウンド感が気になったんだけど、ボブ・ロックが手掛けた次の作品の音を聴いたら、もう完璧だった。それそれ!って思った。

#234 My Reply by The Ataris

In This Diaryからこの曲の連打とか、神がかってるんだよなあ。カテゴリー的には、ポップパンクバンドなんだろうけど、そんなに跳ねてバタバタせず、曲中で感情的な部分が見え隠れするので、ジミーイートワールドやゲットアップキッズ寄りな印象です。

#235 A Lotta Nerve by Allister

シカゴのポップパンクバンドで、やはり日本からの印象だと、ベースボーカルのスコット・マーフィーが、思いがけずめきめき日本語を上達して、J-Pop曲のカバーアルバムまで出していた印象が強いかもしれませんが。

#236 Lifestyles of the Rich and Famous by Good Charlotte

双子兄弟擁するポップパンクバンド。見た目の印象から、聴く前は元気なガレージパンクなのかな?と想像したけど、フタを開けてみたら、ポップロックやパワーポップの要素も強く、あの恐そうなツンツン頭で、へー!意外!みたいな。

#237 This Ain't a Scene, It's an Arms Race by Fall Out Boy

十把一絡げにポップパンクと言っても、そのポップパンクにR&Bやソウルを交えつつ、他との違いを見せて突如頭ひとつ抜いて登場してきた彼らの現れ方の鮮やかさは、見事だったなあという個人的な印象。

#238 It's Not Your Fault by New Found Glory

プロデューサーも替え、これまでの成功から切り替えた意欲作Coming Hone。でも他のポップパンクバンドの岐路での刺激的な選択なんかを見ると、あくまで幅を広げるための方法の積み上げのような変化だったと思う。親しみやすいメロディセンスはピカ一。

#239 I Feel So by Box Car Racer

ブリンク182のトム・デロングとトラヴィス・パーカー擁するバンド。当時のブリンクのイメージとは大分様子が違っていたからか、これが出た時はかなり賛否に割れていた印象があるけど、それも多分リスナーたちが想像しているより先の領域へ、意図して本人たちが型にはまらない方向へと行こうとしていたからだろうと。それは次のブリンクのセルフタイトルにも反映されることにもなる。

#240 Going Down by A

英国サフォークのロックバンドの3作目Hi-Fi Serious。ワイルドハーツのシングル曲アンセムのミュージックビデオで登場で知ったんだと思う。すぐデビュー作を聴いて、最高じゃんと思って、気付けば、このアルバムではトップ10シングルも飛び出したということで。この曲はシングルじゃないけど、とても好きな曲。パンキッシュで勢いのある楽曲が多いけど、聴かせてくれる美しく魅力的な場面も結構あるんですよね。そもそも最初の影響元は、ラッシュやビーチボーイズだったらしいので。


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