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FR0SCのこっち側 【FR0SC】

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“Inside FR0SC”。 FR0SCの中の人達が、活動の裏側や、考えていること、クリエイティブな活動を語ります。 (それぞれの記事は個人の見解であり団体を代表するものでは…
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#中国

中国ビザ免除を香港への陸路出国で達成した話

2024年現在、日本のパスポートで中国に入国するには一部地域を除きビザの取得が必要となっている。だがしかし、第三国への乗り継ぎという名目で入国する場合は滞在地域・時間の制限つきで入国できるという、トランジットビザ免除プログラムが行われている。 このプログラムでは最大で 144 時間の滞在が可能ということもあり(地域によっては 72 時間まで)、コアな海外バックパッカーはうまいこと旅程を組んで中国旅行を楽しんでいるようだ。今回はそんなトランジットビザ免除を香港への陸路出国とい

中国でスマホを落とした話

海外旅行において重要なアイテムは何だろう。まずいちばん重要なのは命で間違いないと思われる。 2番目以降は人によって意見が異なると思うが、スマホと答える人が多いのではないか。私としてはその後にパスポートと身分証明書、財布やクレジットカード類が続く。 地図の確認はもちろん、ルートや観光情報の検索、翻訳などなどとにかく海外旅行ではスマホがないと生きていけない。そんな超重要アイテムであるスマホを落としてしまったのが今回のお話。 ちなみに前回雨の中南京を観光した話の続きになる。

晴れ男が油断してたら中国でずぶ濡れになった話

突然の自慢だが私は晴れ男だ。 もちろん科学的根拠はなく「認知バイアスでしょ」と言われれば話は終わってしまうわけだが、記憶にある限りでは大切な用事がある日に雨が降ったことはない。 その一方で、他の人にとって大切なイベントでも私がどうでもいいと思っているとガッツリ雨が降るという迷惑な性質を持っている。学校の入学式や卒業式では雨を降らせまくったし、高校の入学式では4月の東京にも関わらず雪が降るという異常事態を起こした。 そんな私にとって一番重要なイベントは、やはり旅行である。旅

中国最古の橋を見にバスを乗り継ぎ田舎へ行った話

鉄道旅に比べて、地方の路線バスを使った旅というのは難易度が高い。 というのも、鉄道ならマップに駅や路線がガッツリ見える上に時刻もある程度正確だが、バスだとそもそもバス停がどこにあるのかもわからず、時間も不正確。さらにバスの乗り継ぎがあると難易度は爆上がりになる。 そんなハードコアなバス旅だが、歴史的建造物の中には観光地として整備されず、鉄道も直通バスもないという強制サバイバルモードなものも存在する。今回はそんな観光地化されていない中国最古の橋、安済橋へ行った際のお話。ちなみ

北京で乗っていたバスが人を轢いた話

海外(特にアジア)に行くと驚くのが交通マナーの悪さではなかろうか。日本よりも交通マナーのよい国はなかなか存在しない。 しかしながらマナーが悪いなりにも何かしらの秩序はあるらしく、事故はほとんど起きないわけだ。日本人としてはあまりピンとこない”カオスな道路の流れに乗る力”には、海外に行くたびに感心させられている。 ……と思っていたのだが、遂に事故現場に遭遇してしまったのが今回のお話。 半年ほど前に記事にしたが、2019年の11月末に中国へ鉄オタ活動しに行った。滞在期間は10日

中国で鉄オタ活動をしていたらスパイ容疑で逮捕された話

突然のカミングアウトだが私は鉄道オタクである。 乗るのも撮るのも大好きだ。 好きな車両は205系。特に武蔵野線の205系は思い出深い。 いつも乗る黄色い電車ではない、無骨なステンレスの上にオレンジバーミリオンを身にまとったその電車は、幼少期の私をいつもと違う場所へ運んでくれた。 だがしかし、満員電車は大の苦手である。まさに現代の奴隷船!健康で文化的な最低限度の生活が送れているとはとても思えない。 この写真は都心のターミナル駅のものかと思いきや大間違い。なんと埼玉県は所