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FR0SCのこっち側 【FR0SC】

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“Inside FR0SC”。 FR0SCの中の人達が、活動の裏側や、考えていること、クリエイティブな活動を語ります。 (それぞれの記事は個人の見解であり団体を代表するものでは…
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#日記

南の島に行きたいご自愛メランコリー

 今日は心の調子が悪いようで、こんなときは知らない南の島に行きたくなる。「冬季鬱には日の光を浴びましょう」?その日の光がね、ないんですわ。  帰宅後、昼寝をしようと思って布団に潜り込むも不安で眠れず、知らない間に時間は過ぎて外は灰色になっておりました。絶望。雪国の曇り空はただでさえ仄暗くて気分が沈むのに、ここは山に囲まれていないから、この景色がどこまでも続くような、そしてこの土地がどこにも繋がっていないような漠然とした不安に襲われるんですね。街も駅もどこもかしこも少し古くて

眠れない夜は ダンス ダンス ダンス

 明日は仕事なのに、なぜか眠れない。布団の中で寝ようと思いながら過ごすこと2時間、どんなに遅くとも6時半に起きなければ間に合わないのに、気づくと時計は夜中の2時半でした。ここまでくると寝不足の状態で仕事なんてできるはずもないので、明日は意を決して休むことにして、昨年を振り返りながら2023年の目標でも決めようと思います。タイトルに意味はないです。    2022年は大変な年でした。1月〜3月は、ギリギリまで粘って書き上げた卒論を〆切1時間前に提出し、東京で遊び倒し、短期で始め

小豆島旅行記 〜阿列布収穫物語〜

オリーブを和名で書くと阿列布らしい。30秒前にググった。まんまだけど知らないと書けない。いや,知ってても書けない気がする。無理矢理にも程がある。 ところでオリーブの栽培は日本では小豆島が盛んであるのは有名だろう。これには様々な理由がある(大変良くまとまったリンクを置いておく)らしく,この小さい島で日本一の生産量を誇っているのはなんとも興味深い。 ところで私はなぜだか,何かのご縁でこの島に複数回訪れている。人生で飛行機を使った回数くらい来ている。謎だ。 この島の雰囲気が好

限界生活と、ちょっと丁寧なミルクティー作りの話

4:41 AM。 ようやく仕事がおわり、Macのディプレイを静かにたたむ。外は心地の良い雨模様で、特有の匂いと音が、軽やかな朝の新鮮な空気と一緒に、心を包み込んでくれる。世界が消えてしまって、世界だけが自分の味方みたいな、脳がチーズみたいに溶け出したような感覚と、疲れとに押しつぶされそうになりながら、水を飲んでシャワーを浴びに行く。 お風呂に入っているときにいいアイデアが浮かぶというのは、経験的にも、研究的にも裏付けが色々あるらしい。でも私は、あぐねいた思いを逐次処理する

“STAY HOME”が思い出させてくれた、半田舎の通学路の話

下は、この記事が入っているパブリケーション、「F0SCのこっち側」の前回の記事です。私はこの記事が好きで、これに触発されて、大切にしていることを書いてみたいな、と思いこの記事になりました。 普段、私は誰相手であれプライベートなことはあまりしゃべらないようにしています。小さなできごとを単体で話したり、好きなものを断片的に話しても、考える経緯や、考え方を辿れるだけの道順はできるだけうやむやにしておきたいのです。 きっと、心の距離が他人と近くなるのが、苦手なのだと思ってます。い

いきなり焼きおにぎり【簡単飯】

世界の3大不可思議の1つと言われてるんですが、焼きおにぎりが突然食べたくなると、決まってその家には冷凍の焼きおにぎりはないと言われています。これは世界の理なのです。 今回は、本当はお醤油の話でもしてお煎餅を焼こうと思っていたんですが、生活が限界すぎて、おばあちゃんのようにはポタポタできなくて、だからかわりに速攻飯のお話をしますね。 そもそも、焼きおにぎりとは… おにぎりを焼いたものですね。 焼きおにぎりの歴史は古く、紀元前一世紀ごろの、おにぎり状のものを蒸して焼いたものが

ああ、何書こうかな。ハトの話でいいか。

なにか書かなくてはいけないのに、何も思いつかない。 かれこれ1時間ほど真白な画面を眺めただろうか。 しかし、なにも浮かんでこない。 自分とパソコンしかいないのに、あまりの静寂の長さに気まずい空気が流れ始めている。 初対面の人と会話して、初めのジャブでまったく共通項を発見できずに間があいてしまった時と同じくらい気まずい。 それでもその静寂に耐え切れず、苦し紛れに独り言のように言葉を発する。 「ああ、何書こうかな。ハトの話でいいか。」 まさかそれが今回のタイトルにな

狩猟についてってみた話

ヘッダの画像は獲ったイノシシで作ったものです。 ついこの間、鶏を絞めたばっかりなんですが、今度はイノシシの頬肉がほしいとチームのメンバーが言い出して、狩猟についてってみました。 狩猟って聞くと、銃パーーーーンッからの肉ジュウウウウみたいなイメージしかなかったんですが、やっぱりやるのと考えるのじゃ違いますね。 僕は臆病者なんで、罠にかかったイノシシを電気槍をもって息の根をとめるところには参加できなかったんですが、参加した方に動画を撮ってもらってて。あとから見ました。 最