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FR0SCのこっち側 【FR0SC】

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“Inside FR0SC”。 FR0SCの中の人達が、活動の裏側や、考えていること、クリエイティブな活動を語ります。 (それぞれの記事は個人の見解であり団体を代表するものでは…
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2020年10月の記事一覧

晴れ男が油断してたら中国でずぶ濡れになった話

突然の自慢だが私は晴れ男だ。 もちろん科学的根拠はなく「認知バイアスでしょ」と言われれば話は終わってしまうわけだが、記憶にある限りでは大切な用事がある日に雨が降ったことはない。 その一方で、他の人にとって大切なイベントでも私がどうでもいいと思っているとガッツリ雨が降るという迷惑な性質を持っている。学校の入学式や卒業式では雨を降らせまくったし、高校の入学式では4月の東京にも関わらず雪が降るという異常事態を起こした。 そんな私にとって一番重要なイベントは、やはり旅行である。旅

中国最古の橋を見にバスを乗り継ぎ田舎へ行った話

鉄道旅に比べて、地方の路線バスを使った旅というのは難易度が高い。 というのも、鉄道ならマップに駅や路線がガッツリ見える上に時刻もある程度正確だが、バスだとそもそもバス停がどこにあるのかもわからず、時間も不正確。さらにバスの乗り継ぎがあると難易度は爆上がりになる。 そんなハードコアなバス旅だが、歴史的建造物の中には観光地として整備されず、鉄道も直通バスもないという強制サバイバルモードなものも存在する。今回はそんな観光地化されていない中国最古の橋、安済橋へ行った際のお話。ちなみ

北京で乗っていたバスが人を轢いた話

海外(特にアジア)に行くと驚くのが交通マナーの悪さではなかろうか。日本よりも交通マナーのよい国はなかなか存在しない。 しかしながらマナーが悪いなりにも何かしらの秩序はあるらしく、事故はほとんど起きないわけだ。日本人としてはあまりピンとこない”カオスな道路の流れに乗る力”には、海外に行くたびに感心させられている。 ……と思っていたのだが、遂に事故現場に遭遇してしまったのが今回のお話。 半年ほど前に記事にしたが、2019年の11月末に中国へ鉄オタ活動しに行った。滞在期間は10日

ゲーミングマウスによるPC操作の効率化を左利き視点で考える

「そういえばctrl+X(切り取り)って使わないなあ」大学で作業をしていた時にそう呟いたところ、横にいたAndroidのような友人が「え、むしろctrl+Xしか使わないぐらいなんだけど」と返してきた。 当時は「そうなんだ」で流したのだが、少し前にようやくその要因に気づいた。私が何かをコピペする際の指の動きをよくよく考えたところ、そもそもctrlキーを押していないことが判明したのだ。 といっても右クリックからポチポチしてるわけではなく、ctrl+C(コピー)とctrl+V(ペ

マルチの勧誘を受けて58万円のUSBを買いに行った話

先月、中学時代の友人からいきなり馴れ馴れしいメッセージが着弾した。 この友人とは小学校低学年の頃から知り合いで、付き合いは比較的長いものの仲が良いかと言われると微妙な感じだ。中学でも3年目は同じクラスだったらしい(記憶にはない)が、学内で会話したことはほとんどなかった。 そして当然中学卒業後は会うこともなく、完全に思い出の中の人になっていた。小中学校の友人なんて大抵はそんなものだろう。 電車通学だと駅で見かけるといったこともあるのだろうが、私は高校も大学もチャリ通のため一切