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資産形成をするのに預貯金を選択する人へのアドバイス

資産運用の話をする際、どうしても元本割れのリスクを取れない人は一定数いる。いや、思っている以上に多い。

そういう人は何も無理に資産運用を始める必要は無いと思っている。納得できないまま始めても、あまりいい結果ににはならない。

とはいえ、何も始めなければ、自分の資産なんか出来るわけがない。誰かが勝手に作ってくれるはずはないのだ。

元本割れをせずに資産形成をしようと考えた時に誰の頭で考えても真っ先に出てくるのが預貯金になる。

はたしてそのまま預貯金で資産形成を始めてもいいのだろうか?少しだけ他の選択肢も考えてみよう。

例えば、30歳の方が将来の不安を感じ資産形成に目覚めたとする。

毎月2万円を預貯金で積み立てていったとすると、1年間に貯まるお金は24万円、60歳時に貯まっているお金は720万円となる。

これを預貯金で貯めていくわけだから、元本が減ることはない。(インフレ率とか小難しいことは考えないものとする)

さて、ここから利息で増えた特典の部分の話。

みずほ銀行で考えてみると、現在の普通預金に金利は0.001%、定期預金の金利は0.002%になっているようだ。

他行も似たようなものだろうから今回はみずほ銀行で資産させていただく。30年で複利計算すると利息が税引後1,585円になるようだ。

元本割れを避けたいのだから、特典はこんなものでもいいのかもしれないが、もう少し特典が嬉しくなる金融商品はないものか知りたくなるはずだ。

ところで、アナタは「リターンボーナス付きの医療保険」というのをご存知だろうか?

通常の医療保険は手頃な値段で掛け捨てなのが基本なのだが、「リターンボーナス付きの医療保険」は簡単にいうと満期時までに支払った保険料が全額戻ってくるという面白い医療保険のこと。

つまり、先ほどの30歳の方が60歳時まで加入した場合、受け取れる金額は預貯金と同額の720万円となる。

違いが出るのは特典の方である。

預貯金の場合の特典が利息であるのに対し、この医療保険の特典は60歳以降の医療保証となる。60歳以降1円も払うことなく加入していた医療保証が一生受けることができるのだ。

これは元本保証をした上で受けられる特典としては、利息よりはるかに大きな特典だと思うが如何だろうか?

それぞれのデメリットも理解した上で、自身にとって最も特典が嬉しいものを選びたいもいのである。

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