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能動経済#93 ドール問題1

2023.12.29、年の瀬も迫ったこの日、以前からくすぶっていた火の種が遂に大きく燃え上がった。きっかけは12.27発売週刊文春新春特大号の記事「松本人志と恐怖の一夜俺の子ども産めや」である。
火種はあった。私のYouTubeチャンネルでコラボしたある女性との論争「ドール問題」である。その女性はYouTuberであり私とリアルで面識もある女性だが、ここでは敢えて顔と名前は伏せる。詳しく知りたい方は私のYouTubeチャンネル「FPもとこ」で観ることができる。

女性YouTuberとの初コラボ「FPもとこのポジティブ無敵の人に物申す」

当時私はコラボライブで何度か対談した逆精神病院ことダニエルこと初田龍胡との論争に疲れ果て、所謂「FPもとこ論壇」を畳む決心をしていた。

構わずコラボしましょうと言ってくる猫人間たち

しかし他人の言う事など聞く耳持たない生粋の猫人間の彼らは高校3年生のイナバ君や女性YouTuberなどの刺客を使い、コラボライブを終わらせようとしない。その時起きた論争が前述の女性YouTuberとの「ドール論争」である。
この「ドール」のそもそもの起源はコラボライブ第一回の陽キャ哲学普及協会との「池上彰より賢いニュース解説1」に遡る。そこで出てきたワード「ひろゆきおばさん」が起源だ。つまり、女性の発信者にひろゆきみたいな口の悪い女性がいないという事で、そこには私も問題意識を持っていた。その後第4回まで続いた陽キャ哲学普及協会とのコラボでも繰り返し議題となった。
厳密にどの辺りから「ドール」というワードを使うようになったかは定かではないが、生存戦略として異性に好かれる為に「わかんなーい」「すごいですね!」を繰り返す女性を「ドール」と呼ぶようになった。

しまいには古田更一氏による「岸田首相もわかんなーい」という爆笑名言まで生まれた

その女性YouTuberとのコラボは大変有意義な議論がなされて、初田との不毛な議論にウンザリしていた私には希望の持てる結果となった。
しかし時間が経ってからその女性のYouTubeチャンネルの過去動画を閲覧したところ、初田と一緒になって私への性的な誹謗中傷動画を投稿していた事がわかった。コラボライブでは一言も聞いてなかった事実に裏切られたと感じた私は逆上してX(旧Twitter)など中心に暴れまくった。その中で私はその女性を「初田のドール」と呼び女性が「カオスフォレストのドールなら本望」と言ったところで私の怒りは頂点に達した。
しかしその後何度かその女性とのコラボライブをやる中で、女性から「ドールを卒業します。FPもとこさん、東京で女子会しましょう」という言葉で無事和解、かと一旦は思われた。

話は二転三転する

しかしその後のコラボやライブ配信のチャットコメントなどを通じ、「あなたはまだドールだ」「ドールではない」とお互い一歩も譲らず、そこに初田や初田の彼女、古田氏、イナバ君、陽キャ哲学普及協会なども微妙に絡み、どんどん関係は険悪になっていった。
私は初田の執拗な動画での誹謗中傷に加え女性との論争で精神的に参り、遂にストレス性の失声症を発症した。
失声症とは若い女性に多い病気でストレスにより一時的に声が出なくなる。「声が出ない」という極端な症状ではあるものの通常一週間ほどで声が出るようになる。私も若い頃よくなっていたがだいたい2、3日で出るようになる事が多かった。
今回も2、3日で出るようになり、ライブ配信を復活するタイミングで冒頭の文春記事が出た。
そこで松本人志の性加害問題をライブ配信で扱ったところ初田がチャットで「FPもとこは松本人志のドール」と書いてきたので、「保守の初田こそが松本人志のドールだ」と返したところ、初田が怒ったのでコラボライブで受けて立つとコラボを開始した。そこにその女性YouTuberも初田側として加勢した。怒鳴り合いの大変緊迫したコラボライブになってしまった。

3時間近くに及ぶ緊迫のコラボタイトルには【心臓の弱い方閲覧注意】の注意書きを添えた。

そのライブ終了間際に、チャットの視聴者からの「ドールの定義をきちんとするべきだ」との意見に答え

①意思がない
②上から選ばれる為に存在している
③上から可愛がられる為に存在している

という3項目を、ドールの定義とした。

ここまでドールの成り立ちと定義までを説明した。次回からは本格的に能動経済としてドール問題をどう乗り越えるかを述べていく。
読了お疲れ様でした。
またお会いしましょう。