マイクロソフトが高精度な会話型AIを搭載した新しい検索エンジンを発表!
マイクロソフトが2月7日、自社のWeb検索エンジン「Bing(ビング)」とWebブラウザ「Microsoft Edge(エッジ)」を大幅リニューアル!
米OpenAIが開発した超高性能AIが搭載され、チャット形式で質問に答えたり提案したりと驚くようなことが出来るようになりました。
「会社の近くでお勧めのイタリアンは?」と尋ねると、いくつか候補をピックアップしてくれるだけでなく、簡単なコメントまで表示してくれます。
「トヨタ自動車の3年分の業績をまとめて」このようにお願いすると表を自動作成してくれます。
試しに「ワンピースって面白い?」と聞いてみた^^。すると以下のような返答が!なんと、読んだことがあるそうです(笑)。
ひとたび利用してみるとわかりますが、従来とは一線を画すものになっています。
新搭載されたAIチャットについてマイクロソフトは、OpenAIの「ChatGPT」に利用されているAIをベースに検索エンジン用にカスタマイズし開発したより強力なものであると発表しています。
169ヵ国余りのユーザーを対象に1週間行った初期試験では、71%がAIによる回答内容を支持したと報告されており、今のところ概ね評価は好調のようです。
そして今、このチャットAI搭載の「Bing」登場により、これまでグーグル一強だった検索エンジンのシェアに変化が生じる可能性があるといわれています。
実際、これまで「Bing」を使ったことがない私もこのたびのAI組み入れをきっかけに利用したわけで・・・、きっと世界中に同じような人は大勢いるはずです。
当然ですが、グーグルも脅威に感じているようで、マイクロソフトの発表に対抗して、自社で開発したチャットAIを慌てて発表!
しかし、不正確な回答が評価を下げることになり、アルファベット株が大きく売られるというドタバタ劇が起こっています。
現在、マイクロソフト「Bing」のシェアは世界の検索市場において3%とされていますが、チャットAI搭載を起爆剤に検索市場のシェアをグーグルから奪うことはできるのでしょうか。
ちなみにマイクロソフトがシェアを獲得するほど追加の広告収入に繋がります。マイクロソフトCFOのエイミー・フッド氏によると検索で獲得したシェアの各パーセントポイントは、およそ20億ドルの追加広告収入に相当するといいます。
「Bing」のシェア拡大がマイクロソフトの未来像を大きく左右する鍵となりそうですね。
(FPO公式[FX・株式投資 応援メルマガ]2023/2/20配信号より一部抜粋)
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