「日本ゲーム大賞2022」の結果が発表されました!
今年で26回目を迎える日本ゲーム大賞とは、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が1996年から毎年開催している歴史ある賞のこと。
いくつのかの部門に分かれているなかで最も注目されるのは、その年(4月1日~3月31日)に日本国内でリリースされた家庭用ゲーム全作品を対象とする「年間作品部門」です。
一般投票も実施される審査方法となっているので、ゲーマーの生の声が反映されている点も興味深い。
過去の大賞受賞作品を見てみると、コロナ禍の巣ごもり需要で大ヒットした「あつまれ どうぶつの森」(任天堂)やニンテンドー3DSで人気の火がついた「妖怪ウォッチ」。
Wiiの登場で爆発的に売れた「マリオカート」、健康志向ニーズで支持を得た「Wii Fit」などその時代を席巻したヒット作ばかりです。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」(2006年)では、ゲームは子供だけのものではないイメージが出来ました。(過去の年間作品部門大賞)
さて、今回の年間作品部門「日本ゲーム大賞2022」の栄えある大賞受賞作品に選出されたのは!『ELDEN RING』(株式会社フロム・ソフトウェア)!
一般投票で「そのすべてが神、まさに神ゲー」との熱狂的な声が寄せられての大賞受賞となりました。
どんなゲームなのかプレイしたい気もしますが、それにも増して個人投資家として関心があるのは『ELDEN RING』がどれだけ企業収益に貢献したかです。
実はゲーム開発元の株式会社フロム・ソフトウェアは、昨今お騒がせのKADOKAWA(9468)の連結子会社です。
さっそくKADOKAWA(9468)が先日発表した23年3月期第1四半期(4-6月)決算を確認したところ、ゲーム事業で記録的大ヒットとなった『ELDEN RING』の海外向け出荷に関連する収益等を計上したことで、増収増益に大きく貢献とあります。
売上高は125億8,200万円となっており、なんと前年同期比570.9%増!また、営業利益は65億6,900万円で前年同期の1億1,600万円の赤字から大幅黒字に転換!KADOKAWA(9468)にとっても『ELDEN RING』は「そのすべてが神、まさに神ゲー」となったようです^^。
ちなみにKADOKAWA(9468)の株価ですが、五輪汚職事件で会長が逮捕されたことを嫌気してこのところは下落傾向にあります。
ただ、業績自体は経常利益が前年同期比2倍と好調なので、スキャンダルの影響がどの程度になるかを見極めつつ、仕込み時を探してみても面白いかもしれません。
(FPO公式[FX・株式投資 応援メルマガ]2022/9/19配信号より一部抜粋)
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