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2023年に創業100周年を迎える注目企業

2022年も残すところ1ヶ月を切りました。今年も様々な出来事がありましたね。最も大きな出来事といえば、2月に勃発したロシアによるウクライナ侵攻でしょう。いまだ戦争は続いており、エネルギー価格の上昇や食糧危機など、様々な問題に波及しています。

一方、2月には嬉しいニュースもありました。北京冬季五輪・パラリンピックが開催され、日本が過去最多18個のメダルを獲得!

マーケット関連でいうと、急速に円安が進行し1990年以来、約32年振りに1ドル151円をつけました。日銀が介入を実施したことなどもあり、現在は円高方向に動いていますが、予断の許さない状況が続いています。

また、株式市場に目を向けると、世界的に上昇したインフレ率を抑え込むために各国が実施した利上げで下落圧力がかかる展開に。ようやく米国などでCPIが市場予想を下回り、ピークアウトの兆しを見せていますが、まだまだどちらに転ぶかわかりません。

振り返ってみると2022年は、近年稀に見る激動の年だったような気がします。難局を乗り越え2023年は新たな気持ちで迎えたい!今年よりも高いパフォーマンスを実現したい!それは、私たち投資家だけでなく、投資先となる企業も同じ想いでしょう。

とくに2023年に創業・設立から節目を迎える企業では区切りとしてその想いが強いはずです。東京商工リサーチの調査によると、2023年に50周年や100周年といった大きな節目を迎える「周年記念企業」は、全国に3万1,136社あるとのこと。→ 2023年の“全国の周年企業”(東京商工リサーチより)

そのなかから100周年の節目を迎える注目企業をいくつかご紹介します。

「古河電気工業」と、ドイツ「シーメンス社」が資本・技術提携し設立した重電大手の富士電機(6504)は1923年8月29日設立。100周年の節目を迎えます。ちなみに社名の「富士」は、単に富士山をイメージしているだけではなく、古河の「ふ」とシーメンスの「し」から取ったのだそうです。同社は2期連続での過去最高益を予想するなど業績も好調です。

カレーやシチューなど、もはや国民食といえるヒット商品を発売しているエスビー食品(2805)も100周年を迎えます。原材料価格高騰や円安が逆風となり業績は苦戦中ですが、老舗メーカーの意地を見せてもらいたいところ。株主優待で自社製品詰合せがゲットできるのは、個人投資家にとって嬉しいポイントです。

リフォーム・リノベーションに強い建材卸大手のジューテックHD(3157)、空調工事トップの高砂熱学工業(1969)、本社が大阪の浪速区にある南海電鉄グループの南海辰村建設(1850)も創業から100周年を迎えます。

南海辰村はPBR0.6倍台、PER5倍台と割安感が顕著。直近決算では23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益が前年同期比58.7%増になるなど業績好調です!

節目となる年には記念行事だけでなく、記念配当やキャンペーンを実施する企業も多く、株価にプラスの影響を与えることがあります。それらが材料視されることを狙って、創業100周年株を買ってみるのも妙味あり!?

ご自身の監視銘柄の創立年度や周年も確認しておきたいですね。

(FPO公式[FX・株式投資 応援メルマガ]2022/12/12配信号より一部抜粋)

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