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2日連続ストップ高→上場廃止!?

『旬の厳選10銘柄[2021年秋号]』の推奨銘柄コンテック(6639)が2日連続ストップ高!推奨時から一旦値を切り上げましたが、そこからしばらくジリジリと下降線を描き、最近まで1700円~1800円のレンジ相場を形成。

しかし、ここで窓あけ爆騰、ストップ高のダブル!一気に年初来高値を更新してきました。推奨時株価1883円→高値2635円(2/8)、この時点での上昇率は39.94%!

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どこまで伸びるか楽しみ?いいえ、上値2700円と決まっています。実は、この動きに背景にあったのはTOB!株式公開買付けのことです。前週末4日の取引終了後にダイフク(6383)が、同社の完全子会社化を目的とするTOB実施を発表。

TOBはあらかじめ不特定多数の株主に対し、買付価格や期間などの公告を通じて勧誘を行い、市場外で株式の買付けを行うこと。要は、M&A(合併・買収)手法の一つです。

市場内で大量の株を買い集めようとすれば、株価が上昇してしまう可能性があるので、あらかじめTOBの実施を宣言することで、市場を通さず一定価格で買い付けできるというわけ。

そのTOB価格が2700円ということです。買い付け期間は2月7日から3月23日までなので、ひとまずコンテックの戦は終了です。しばらく元気のない相場が続いていたので、ここでのロケット発射はとても嬉しいですね♪

ちなみに同社はTOB成立後、所定の手続きを経たのち上場廃止となる予定で、東証は4日付で管理銘柄(確認中)に指定しています。

コンテック(6639)のホルダーのみなさん、是非利食い完了の声を届けてくださいね。『旬の厳選10銘柄シリーズ』成果報告フォーム

PS
「だるまさんがころんだ」を知っていますね?鬼に近付くほど怖い思いをするという遊びです。鬼が振り向かないうちにどれだけ歩を進められるか、そのためには鬼の行動予測をする必要があります。

株式相場もピークに近付けば近づくほど下落リスクが必然的に高まります。各国の大胆な金融緩和策による過剰流動性相場が、ここ数年は株式市場の原動力となっていましたが、米国の経済政策の転換、中国との外交問題、ウクライナ情勢、オミクロンの感染拡大・・・、様々な悪材料を抱えるなか、いつ大きな下落が訪れるかと戦々恐々としている人も少なからずいるのではないでしょうか。

マーケット(鬼)は、いつ振り返るのか?いや、まだしばらく振り返らないのか?もしかしたら、ずっと振り返らないかも。

2022年は神経質な相場が展開されそうです。近視眼的な相場判断だけでは道を見誤ります。個人投資家の皆さんに「転ばぬ先の杖」として、特別に以下の音声をシェアいたしますね。

※上記の音声動画は人気シリーズ『旬の厳選10銘柄』のプレミアム会員様へは一般公開に先行して昨年12月にお届けしたものです。

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