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業界を揺るがす破壊的イノベーション

北欧の辺ぴな田舎街のお話。その小さな会社は、家具をカタログ販売していた。なぜって?それは大都市の客に商品を紹介するため。

ただ、17歳で創業したイングヴァルは、ある大きな問題に直面していました。都市部へは配送費が高くつくだけでなく、脚のあるテーブルや椅子が配送途中に折れてしまう!?せっかく注文が入っても壊れた製品が届いては、悪い評判が立って事業存続ができなくなる。

そこで考えたアイデアが何とも斬新なのです。「そうだ!自分で家具を組み立ててもらおう♪」購入者が商品を持ち帰る仕組みに変え、組み立ても自分でやってもらうことで、配送費も組み立てに要する人件費も掛からない。

さらに商品パッケージがコンパクトになり、倉庫での大量ストックが可能になった。しかも、コストが抑えられるので高品質な商品を低価格で提供できるようにもなりました。

これこそ業界を揺るがすイノベーション!同社のコンセプトには、このように記されてある。『私たちは常に自問しています。「もっとよい方法はないだろうか」と。』

現在、IKEA(イケア)はスウェーデン発のお洒落な家具メーカーとして、世界で最も有名なホームファニッシングブランドとなりました。

「イノベーション」とは、すなわち革新です!新たな考え方や技術をもって新たな価値を生み出し、社会に変化をもたらす幅広い変革を意味します。

そのなかでも昨今よく耳にするのが、“持続的イノベーション”と“破壊的イノベーション”。ハーバード・ビジネススクールの教授も務めた米国の実業家、クリステンセン氏が提唱したこの2つの概念は彼の初の著書『イノベーションのジレンマ』で、世界中から一躍脚光を浴びることになりました。

企業間の競争は製品の性能や品質を高めるが、次世代製品を次々に出さねば顧客を失ってしまう。なので、高度化するために投資を継続していきながら、製品・サービス・技術向上を持続させていくのが前者。

その対概念と位置付けられているのが後者で、既にある製品やサービスに比べて性能や質は劣るが、低価格・小型・簡単・使いやすいなど別の観点から社会に支持される技術革新をいいます。

IKEA(イケア)のビジネスがまさにソレ!GMやフォードが席巻する北米市場において、低価格車の販売で成功したトヨタもそのひとつだと、クリステンセン氏は事例に挙げています。

大手だからとあぐらをかいてたら足をすくわれる!?それは新興企業が大企業をしのぐ時代が、今まさに到来しているということでもあります。

ただ、破壊的イノベーションを巻き起こし、市場で躍動していく可能性の高い企業は、老舗企業が親方日の丸で堅守される日本市場よりも海外・・・とくに自由競争の本場、米国市場のほうが出現率が高いかもしれません。

株式投資を中長期的に考えれば、やはり米国株をはじめとする海外投資への取り組みも本気で考え直さなければならないかもしれませんね。

PS.
海外の株に投資するのは怖い?もちろんそういった人も多いでしょう。でも、頼れるアドバイザーがいれば話は別!

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情報提供時株価79.08ドル→109.14ドル(8/10)

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