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私たち投資家も胸を張って挑んでいきましょう。

藤ノ井俊樹です。家族や親しい人との連絡ツールとして欠かせない!?いまや日々の生活の必需品となっている「LINE」。

特にコロナ禍で“社会的距離”が声高に求められ、直接会う機会が制限されている分、どうしてもスマホでの会話に頼ってしまいますね。

そんなLINE(3938)ですが、10月28日に発表された2020年12月第3四半期決算では、なんと241億4900万円もの巨額の大赤字。

同時に発表された「決算補足説明資料」によると、利用者1億6400万人のうち日本人が全体の73%で8600万人、海外は27%で、タイが4700万人、台湾が2100万人、インドネシアが1300万人となっています。

元々の親会社であるNAVER社のある韓国において、ほとんど利用者がいないのは意外ですね。

LINE社は現在のところは単独の上場企業ですが、ソフトバンクG(9984)のグループ企業であるZホールディングス(4689)と2021年3月1日に経営統合することが決まっています。

このZホールディングス社には、日本で検索エンジン最大手のヤフー社、通販で一時代を築いた文具販売のアスクル社、衣料品のネット販売で知名度の高いZOZO社、そして、ネット銀行であるジャパネット銀行などが傘下にあり、米国のGAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)など世界で最も認知度が高いソーシャルビジネス企業に対抗していく可能性を秘めた日本企業の1つとして期待されています。

ソフトバンクG社とZホールディングス社による世界市場への挑戦が始まろうとしていますが、LINE社は利用者が多くても巨額の赤字を見れば、足元での力の差は歴然としています。

LINE社は家食ブームで話題の出前館(2484)の大株主として34.4%を保有していますが、同社も21年8月期は売上高2.7倍予想ながら、130億円の赤字(前期41億円)と黒字目途が立っていません。

すでに創業者は会社を去りましたから、いずれはソフトバンクGに飲み込まれるかもしれませんね。

GAFA企業はどんどん儲ける力が強くなっており、現在の株価は史上最高値圏で推移しています。一方、LINE社はこれから利用者増に加え、黒字化に向けた努力が急務。

そして、グループ全体としても、ソフトバンクG社とZホールディングス社はGAFAに匹敵するような成長性と稼ぐ力が求められます。

さて、日本では「鬼滅の刃」が空前の大ブーム。現在公開中の映画「無限列車編」では、最強剣士9人のうちの一人される火柱、煉獄杏寿郎の壮絶な戦闘シーンと真っすぐな生き方が観客の心を鷲掴みにして、日本映画史上最高の大ヒットになろうとしています。

杏寿郎が主人公の炭次郎たちに残す言葉、「胸を張って生きろ」はシビレマシタ!

新生Zホールディングス社とソフトバンクG社には、是非「胸を張って、世界に挑んでほしい」。頑張る日本企業を投資家として応援していきたいですね。

そして、私たち投資家も胸を張って挑んでいきましょう。

PS.
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