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平和の祭典が長く続くこと、そして、 世界の経済も成長していくことを期待!

藤ノ井です。新年あけましておめでとうございます。2020年は東京五輪が開催されますね。株式市場、ひいては日本経済にとって追い風に!

2019年のNHKの大河ドラマは「いだてん」でした。1912年(明治45年)に日本がオリンピックに参加した時、出場した選手は、短距離の三島弥彦選手とマラソンの金栗四三選手のたった二人。

ドラマでは、この二人の選手のオリンピックへの挑戦から、1964年の東京オリンピックまでの日本や選手の頑張っている姿が描かれていて、アジア初開催の1964年の東京オリンピックまでには、日本人はもとより中国からの応援があったりして、たくさんの人たちの応援がないと、たどり着けないイベントであるのが、よくわかりました。

オリンピックは選手たちの記録への挑戦だけでなく、海外からの観戦者による経済効果も期待されており、注目度はものすごく高くなります。

ちなみに2020年の東京オリンピックとパラリンピックでの経済効果は、なんと32兆円といいます。東京都の試算によると国内や海外からの観光客などによる直接的な経済効果が5兆2000億円。大会施設の建設、東京の道路や交通網の整備、バリアフリー対策などのレガシー効果が27兆1000億円としています。

たしかに、こんなにお金が動くのかと思うと、世界各地で開催地の争奪が繰り広げられる理由が納得できますね。しかしながら、これだけの予算を捻出できる国は限られてきます。放送権料もうなぎ登り。エンタメ化し過ぎとの声もあります。

開催まであと半年近くになっており、テレビの買い替えなどの需要も高まるでしょう。日本選手たちの最高の活躍を大画面・高画質という最高のオーディオ環境で応援したいですね。

さて、そんな注目度が高いオリンピックですが、先日こんなおもしろい記録が生まれました。

近代オリンピックの開催を呼びかけて実現させた最大の功労者、フランス人のピエール・ド・クーベルタン男爵が1892年にオリンピック開催を訴えたそのときの演説原稿がオークションで約9億6000万円で落札!この落札額はスポーツ関連での史上最高額。まさに金メダル級の価値がつけられたのです。

クーベルタン男爵のこの演説の2年後にIOC(国際オリンピック委員会)が設立されたといいますから、近代オリンピック開催の切っ掛けだったといっていいでしょう。

原稿には14ページにもわたる熱い想いが綴られています。「外交における条約よりも民主的で国際的なスポーツ競技のほうが平和をもたらすことができる」と。スポーツを通じた世界平和への取り組みへの挑戦が多くの人々の心を打ったのです。

平和の祭典が長く続くこと、そして、世界の経済も成長していくことを期待したいですね。2020年もよろしくお願いいたします。

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