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日本株は低PBR銘柄が多く、株価下落は割安な株をさらに安く買えるチャンス!!

藤ノ井俊樹です。新年おめでとうございます。

新型コロナウイルス感染によるパンデミックから3年。ようやく出口が見え始めました。やはり、完全撲滅は諦め共存方向となりました。この間、投下された対策費は世界全体で1,500兆円を上回る規模になったとされています。

昨年予想した通り、この資金がインフレに拍車をかけ欧米で記録的なインフレから各国は金融引き締めに動きました。日本でも、長年続いたデフレ脱却からインフレに移行しました。国内不動産は、新型コロナの影響でオフィスの縮小、店舗閉鎖などから空き室が増加する中、不動産価格が上昇するといった異常な事態となっています。

利上げによる景気後退リスクから原油や鉄鋼など商品市況はピークアウト。米国ナスダック市場も異常に買われた反動から大きく下落しました。一方、日経平均株価は円安の影響もあり26,000円近辺で下げ渋る展開。インフレの株高が資産を押し上げてくれています。

2023年の株式市場は、前半は上値の重い展開が予想されます。24年3月期の業績予想が発表される5月から6月に向けて下落相場も想定されます。米国株が下落すれば、米国金利低下からドル安円高となり、日本株下落に拍車がかかります。

ただ、日本株は低PBR銘柄が多く、株価下落は割安な株をさらに安く買えるチャンスです。2024年にはNISA拡充が予定されており、新規資金流入期待もあります。今年は、長期目線で株を仕込むチャンスだと考えます。黒田日銀総裁交代で金融政策変更も想定される中、余裕をもって買い下がるイメージが良いでしょう。

「日本は日本人が守る」防衛費大幅増額。株式市場も「貯蓄から投資へ」の国策に応じる格好で日本の投資家が育てる市場復活をさせたいものです。

皆様の株式投資をより良いものにすべくアドバイスできるよう努力いたします。引き続き宜しくお願い致します。

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