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本日は「は(8)し(4)」の日です。

連日熱戦が伝えられている東京五輪を家飲みスタイルで観戦しています。せっかくチケットを持っていたのに現地観戦できなかった人は残念ですね。

一方、海外アスリートたちも感染予防のため自由に外出できないのも可哀想。彼らにとって選手村のレストランが日本食を楽しむ唯一の機会だといいます。

24時間営業の選手村レストランは、地域別、ベジタリアン向け、グルテンフリー、ハラルなどあらゆる食文化に対応するための700種類のメニューを取り揃えながら、1日に4万5000食を提供しているそうです。

シュウマイ、餃子、ラーメン、カレーの他、寿司、揚げ豆腐、枝豆、ソーメンといった「ザ・日本食」もたくさん楽しめるようです。そんなアスリートたちがSNSに投稿している選手村での食レポ動画が話題です。

@d.llorentee

What I eat for breakfast in the Olympic Village. #olympicvillage #villaolimpica #olympics #tokyo2020 #fu #nutrition #natto espirituolimpico #fypシ

♬ Fake - The Tech Thieves

納豆を食べる動画にはビックリですが、それよりも箸の使い方が上手なのに驚き!お箸を使う国は中国や韓国など他数か国ありますが、箸だけを使う食事作法が確立しているのは、日本だけなのだそうです。

日本における「箸」とは、神器のひとつとして古来から高貴なものという扱いをしてきました。それだけに正しい持ち方や使い方などのマナーについては厳しい考え方がされています。

例えば、嫌い箸(きらいはし)と呼ばれる不作法な使い方で親に怒られた記憶があるのでは?

迷い箸:料理の上であちこち箸を動かす
洗い箸:汁物などで箸を洗う
移り箸:一旦取りかけて他の料理に箸を移す
振り箸:箸先の汁を振り落とす
拾い箸:箸と箸で料理を受け渡す

などなど、他にもたくさんあります!
参照:きれいな「箸」の持ち方とマナー(農林水産省)

めんどくさい?わずらわしい?ですが、「箸は人柄」とまで言われる日本文化です。正しく美しく使えるに越したことはありません。

さらにいうと、コロナ感染予防にもなる!実はアジア諸国が他欧米などの地域に比べて、感染者数が少ないのは、お箸を使う文化圏だから!?

とくに日本では自分専用の箸や茶碗を使い、他人と共有しないのが家庭での日常ですね。さらに大皿料理には「取り箸」といって、別に取り分け用のものを備えてあります。

つまり、マナーやルール、慣習、文化がそのまま感染予防対策になっているというのです。

さて、本日は「は(8)し(4)」の日です。せっかくなので、今晩はフォークやスプーンを使う西洋料理ではなくて和食の献立にしませんか?笑

「お箸の国の人だもの♪」

PS.
食欲というものは人間の本能ですから、目の前の食事にがっついても不思議ではありません。ですが、人間は他動物と違って、本能のままで行動することはできませんし、本能に従うことで失敗することも多々あります。

投資も本能に従って直感やひらめきだけで、上手くいくわけがないですよね。メダルの色は三色だけど、投資は十人十色!自分にしかできない戦い方があるはず!そんなオリジナリティは通用しません。

すでに成功している先人たちと同じように、マーケットの慣習や文化について学び、ルールに従って取引することが破産予防対策になる!もう一度、箸の持ち方ならぬ、ポジションの持ち方を見直す機会としてくださいね。

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