上方修正が期待できる銘柄を決算発表前に仕込む短期戦略
上場企業が決算発表時に明らかにする今期の業績ガイダンス(業績見通し)は、当然ながら投資家にとっては重要な情報です。売上高、営業利益、経常利益、純利益など、この先の見通しが開示されているため、企業の成長性、将来性を示す指針となるからです。
ただ、証券取引所から開示を勧められているため、ほとんどの上場企業がそれに従ってはいるものの、業績ガイダンスの開示は義務ではありません。
その一方、ルールとして定められていることもあります。東京証券取引所では、売上高が直近予想より10%、営業利益、経常利益、当期純利益が直近予想より30%、上下に乖離となる場合は「業績予想の修正」を発表する決まりがあります。
では、いつ発表されるのか?基本的にガイダンスは決算発表時に発表されますが、業績修正は乖離することが判明した段階で、公表する必要があることになっています。
したがって、決算発表のタイミングより少し早く上方修正が出る場合が間々あります。したがって、業績が好調でこの先も見通しが明るい材料がある企業なら、決算発表の数日前に仕込んでおかなければ、株価上昇メリットを享受することができません。
結果を見てからのほうが安心ということで、業績の上方修正発表後に買うとなると、場合によっては材料出尽くしで売られてしまい、高値掴みになってしまうこともあるので要注意です。
そこで弊社の会員制投資助言サービス「株式繁昌の会」では、上方修正の発表が期待できる推奨銘柄を決算発表の少し前に公開するようにしています。
昨年10月下旬から11月中旬頃の第2四半期の決算発表シーズン時に短期推奨として公開したいくつかの銘柄をご紹介しましょう。
◆ジーテクト(5970) 11/1公開 11/4発表
推奨時株価1333円(11/1)→推奨後高値1565円(2/1)
この時点での上昇率は上昇率17.40%
◆住友精化(4008) 11/1公開 11/7発表
推奨時株価2952円(11/1)→推奨後高値4395円(12/7)
この時点での上昇率は上昇率48.88%
どちらも決算発表日翌日に窓をあけて上昇!その後も一時揉み合いを挟んでさらに上伸していますが「株式繁昌の会」ではこれら短期推奨銘柄については文字通り短期決戦として、以下のように告知しています。
以下、「株式繁昌の会」フォローメールより一部抜粋
また思惑を外れて下落した場合であってもあらかじめ短期決戦と割り切っていれば、損切りも躊躇なく行えるので、大きな痛手を負わずに済みます。
以下の銘柄のような動きとなることも決算発表時にはよく見られるパターンです。
◆ユニチカ(3103) 11/1公開 11/9発表
推奨時株価272円(11/1)→推奨後高値296円(11/9)
決算発表の時間は企業によってバラバラで、なかにはザラ場中に公開となることもあります。同銘柄は11:00に決算発表がされたことで、株価は乱高下し、最終的には上ヒゲ陰線となりました。
良くも悪くも短期勝負という心づもりがなければ、そのまま下落の流れに巻き込まれていたかもしれません。
先週末2月3日の株イキ!放送内で、決算発表時のトークがありましたので、特別に抜粋してシェアしますね。
▼「第3四半期決算発表が本格化 業績上方修正で株価上昇を狙う」
PS
乱高下することを恐れて様子見ばかりでは、機会損失につながりかねません。今週は第3四半期の決算発表が目白押しです。期間を決めてターゲットを絞りこみ、フットワークのいい短期勝負が有効な投資戦略!?
【予告】「株式繁昌の会」にて、週明け2月6日(月)16:00に上方修正期待のある有望銘柄の情報を公開します。初月500円!1日16円の負担は重すぎるという人以外は、問答無用で全員入会しておいてください♪ ※500円で現在の推奨銘柄だけでなく、過去10年分の情報を丸ごとご覧いただけます。
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