見出し画像

新型コロナ「5類」移行に伴い、狙うべき株は高額治療薬を製造するアノ企業!?

皆さんの周りはどうですか?

政府の方針で3月13日以降、個人の判断に委ねられたマスク着用。街中では徐々にマスク無しの姿が増えてきた印象ですが、まだまだ通勤時間の電車内はフル着用ですね。

ただ、ご承知のようにGW明けの5月8日から新型コロナは感染症法上の位置づけが、5類に変更されることが決定しています。季節性のインフルエンザと同じ扱いとなり、これまでと対策が大きく変化することに!?

厚生労働省が3月に公表した具体的な方針には、無料だった検査や外来診療費の自己負担をはじめ、医療提供体制の改革案なども盛り込まれています。

政府としての考えは、「個人の選択を尊重し、国民の自主的な取組をベースとする」とのことですが・・・、要は、これからは自己責任でお願いしますよ、何かあっても国はお金は出せませんからねという話です。

一方、高額な新型コロナ治療薬については、5類移行後も当面は政府が公費で支援を継続し、無料提供する方向で検討しているとのこと。以下は日テレNEWSです。(2023年2月25日放送)

国がまとめて買い上げている高額な抗ウイルス薬「モルヌピラビル」の在庫があるうちは無料ということですが、どのくらいあるのか、いつまであるのかと考えると不安でしかありません。

ただでさえ、新薬の認可が下りるまでに時間が掛かすぎる日本ですから、モルヌ・・・なんちゃらに代わる安価な薬が続々登場するなんてことは期待できないので、在庫がなくなれば、どんなに高くても買うほかないですね。

よくよく考えると、在庫がある分は政府が負担しているといっても、それって国民の納税から支出されているわけで・・・、結局は美味しい思いをしているのは製薬会社だけ!?

投資家目線で考えると、こんなことになるのなら、もっと早い段階で、この製薬会社の株を買っておくべきだった!と今さらながら思いませんか?

実は、昨年の夏の時点で、この米国の製薬会社に目を付けていた人物がいます。グローバル金融コンサルタントの河内勝彦(かわうちまさひこ)氏です。

22年7月にリリースした米国株推奨銘柄リスト『シャイニングスター8[2022Summer]』の推奨銘柄、メルク・アンド・カンパニー(MRK)が高値を更新してきています。

メルク・アンド・カンパニー(MRK)

情報提供時株価94.96ドル→116.45ドル(23/4/17)、この時点での上昇率は22.63%に到達!推奨時から10%弱下押しするもリバウンドから急伸、時折ボックス相場を形成しながらも順調に上値を伸ばし続けてきました。

以下、河内氏の推奨時コメントの抜粋です(米国株推奨銘柄リスト『シャイニングスター8[2022Summer]』の内容を本記事用に調整したものです)。

メルクはダウ30種の構成銘柄に選ばれるほどの大手製薬会社で、非常に安定した経営基盤をもって配当貴族ともいわれている企業です。

今現在、特に注目されているのは、コロナの治療薬であるモルヌピラビル。
ちょうど今コロナの第7波が世界的に始まったところですが、コロナの治療薬というのが今もっとも注目されるセクターになるのではないでしょうか。

ダウ30種に選ばれるくらいの大企業でもありますし、非常に安定した経営基盤を持っていると言えるかと思います。

メルクには3つの柱があります。一つ目はキイトルーダという癌の治療薬です。今まで色んな化学療法とか放射線治療といった形で癌腫瘍を取り除くのが一般的な治療法でしたが、癌の腫瘍に効くキイトルーダは収益の柱の一つになっています。

もう一つはガーダシルという薬。これは子宮がん予防のワクチンです。日本でも取り扱われているので名前を聞いたことがあるかもしれません。成人向けだけではなく小さいお子さんの時代からも子宮がん予防ワクチンということで日本でも広まりつつあります。

あともう一つがモルヌピラビル。これは冒頭にも紹介したようにコロナの治療薬になります。ただコロナの治療薬であるモルヌピラビルは、ほぼほぼ世界中ですでに承認されて使われているんですけれど、22年だけでマーケットでは50億ドルから60億ドル規模になると予想されています。

ただ、コロナの経口治療薬には最大のライバルがあります。それはファイザーのパクスロビドという薬です。ファイザー製のほうが実はマーケットでたくさん売られているということで22年の市場予想としては220億ドルという形で大きくなっています。

これ、どっちを使うかは病院の医師がどちらを選択するかによるかと思いますが、実際どっちがいいかはわかりません。ワクチンの時にもファイザー製がいいとか、モデルナ製がいいとか、いやジョンソン&ジョンソンだとかいろんな説がありましたけど、それは使っていくなかで決まってくる。

ただ今現在、コロナの治療薬として承認されて、もしくは使われているのはファイザーとメルクの2社です。最近、日本では塩野義製薬が治療薬を開発して、そろそろ認可が出るんじゃないかと話題になっていますが、その3つくらいしかないので、コロナがまだまだ終わらない状況では企業の大きな収益の柱になるのではないでしょうか。

キイトルーダに話を戻りますが、これは癌の治療薬としては、ある意味、革新的なものであるかと思います。メルクは最近、アクセロンという企業を買収しました。このアクセロンという会社が何を作っているかというと高血圧の薬、さらには貧血治療の薬を扱う企業になります。

現在、承認されている薬以外にもいろいろと、さらなる改善や新薬の開発が進んでおり、歴史の長い配当貴族銘柄でもありますので、今年注目すべき企業のひとつではないでしょうか。

最後にひとつ。今現在、シーゲン社というところの買収がウワサになっています。シーゲン社というのは、癌領域において特殊な薬を作っている会社になります。

メルクが扱っている分野とはちょっとズレているセクターでもあるので、この買収はメルクにとって3本の矢が4本になるかもしれません。癌医療という特に市場で注目されている分野に強みをもったシーゲン社の買収はメルクにとっても大きな強みになるのではないでしょうか。

米国株推奨銘柄リスト『シャイニングスター8[2022Summer]』より

感染すれば背に腹は代えられぬ治療薬!5類以降後の日本の感染状況の不透明感からしてもまだまだ上値が期待できそうですね。(・∀・)!

ホルダーの方はおめでとうございます。利益確定の際は、成果報告を届けてくださいね。→ 『シャイニングスター8』成果報告フォーム

これからも河内氏のグローバルな視点は、個人投資家の利益に直結する有益情報として、大きな期待を持てそうです!

さらに! FPOの投資助言者として、河内氏が正式加入いたしました。これにより具体的な売買についての言及が抑制されていた情報提供者という立場から解放され、継続したアドバイスをお届けすることができるようになりました!今後の『シャイニングスター8』シリーズに益々ご期待ください。

PS
これまで日本株しか買ったことがないという人も米国株は1株から買えますし(少額投資が可能!)、米国株投資にチャレンジしてみる価値は大いにあります。

米国企業への理解不足や言語の壁も相まって、一歩が踏み出せないままでいるという人も少なくないでしょう。ですが!可能性の扉は多いに越したことはありません。

近々、米国株推奨銘柄リスト『シャイニングスター8』のシリーズ10作目となる最新号「2023 Spring」をご案内します。まずはそこからスタートしてみるのはいかがでしょう。米国株投資に挑戦する上で大きな助けになるはず!

「2023 Spring」発売時には、FPO公式メールマガジン(本稿執筆時点読者数16万7,933名)でもお知らせいたしますので、興味のある方は是非この機会にご登録ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?