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世界的な穀物需要の高まりを受けて、株価2倍超え!

ロシアによるウクライナ侵攻が長期化しています。それによってエネルギー資源だけでなく、穀物価格も供給不足から高騰しています。

もちろん、日本も対岸の火事ではありません。実際、小麦価格の急騰で様々な食料品が、ここ2ヶ月ほどで急激に値上がりしています。

「欧州のパンかご」といわれたウクライナは、言わずと知れた世界有数の小麦の輸出大国。2色の国旗には上段に空を意味する青色、下段の黄色は大地に広がる小麦を象徴しています。

近年はアジアやアフリカにも輸出量が増え、「世界の食糧庫」と呼ばれるようになっていました。

ウクライナが穀物生産に適している要因は、チェルノゼムという肥沃な黒土にあるといいます。降水量の少ない土壌は養分を蓄えやすく、作物栽培にもってこいの肥料要らずの土として、「土の皇帝」という異名があるほどです。第二次大戦時にはナチスドイツ軍が、その黒土を貨車で運びだしたという逸話まであります。

しかし、今、その素晴らしい大地が戦火に包まれています。農業への影響は計り知れません。農林水産省がまとめたデータによると、今夏から来年にかけてウクライナの小麦輸出量は、およそ半分にまで減少する見込みとのこと。

世界的な穀物需要の高まりを受けた流れで、肥料の需要も増えているといいます。需要があるところに企業アリ!

昨年12月にリリースした米国株グローバルポートフォリオシリーズ第3弾、『工業用金属関連銘柄ポートフォリオ』の推奨銘柄、ソシエダード キミカ イ ミネラデ チリ(SQM)が、株価2倍超えをあっさり達成!

情報提供時株価57.51ドル→115.76ドル(5/27)
この時点で上昇率は101.29%

世界的なEV化へのシフトチェンジにともなうリチウム需要に目を付けて推奨した同社でしたが、実は農薬事業も手掛けてきており、肥料分野では全体の3分の1にあたる収益を生んでいます。

ちなみに2021年はカリや硝酸カリウムが過去最高値で取引されたことで、肥料部門が収益にもっとも貢献しています。穀物需要が高まったことで、リチウム以外でも同社は評価されることになりました。

まだ上値を望めそうなマーケット状況ですが、すでに利益確定した人もいるかもしれませんね。皆様の成果報告お待ちしております(・∀・)!
『工業用金属関連株グローバル・ポートフォリオ』成果報告フォーム

PS
河内氏から最新テーマに関する情報が!?近日中に「米国株グローバルポートフォリオ」シリーズの第4弾のリリースを発表できるかもしれません。

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