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FPで上達したければ気に入らない奴のツイッター・ブログを読め

 久しぶりにブログを更新します。そうこうしている間に弊社は4月の決算期を終えて第12期目に入りました。よく生き残っているなと本気で思っています。

 『お客様は売り込みなんてまっぴらごめんでただわからないことを相談したいだけ』そう考えて創業しましたが初年度なんて売上100万円台で相談料は〇円です。そう1件もなしでした。

 話が違いじゃないか、と思いつつも必ず相談料をいただけるFPになってやると馬鹿に1つ覚えのように自らに唱え続ける毎日でした。しゃべる練習、話す練習、質問に答える練習。ひたすら練習していました。

 あれから11年。

 自分が相談料をもらってFPとして生きていけるようになるまで4年くらい要しましたし、しなくていい失敗を数々してきましたので失敗するパターンを従業員に教えようとしていますが道半ばどころか遠いなと感じています。

 今までやってきた中で何が1番効果があったか。それは質問に答える技術でした。もともとサラリーマン時代から営業とは質問に答えることと思ってやってきましたが答え方ってものすごく大事なことに気がつきました。

 どうやったら層の厚い答えができるのか。この人はもっと奥があるなとお客様が感じてくれるのか。そんな方法はあるのか。そんなことをいつも考えてきました。

 その練習を今での繰り返しやっていますがその1つが自分の気に入らないFPとの仮想討論です。仮想なので誰も傷つきませんし醜い言い争いを見せることなく論戦ができます。

 絶対に負けない!!

 イヤな奴ほどそう思うものです。そう、ライバル?がいないと腕が上達しないのです。それを1人ロープレというか1人ディベートをするわけです。そのお相手をしていただくのです。もちろん仮想でです。

 論戦のテーマはその人がツイートやブログで書いたテーマです。わざと違う答えを考えてそれが正しいという前提で物語や論理を考えます。この効果は2つの立場の考え方が手に入ることです。

 これをやっていると『あれ?これってどうだったっけ?』といったように忘れている知識や考えたこともない理論を調べたりすることになります。また相手が言っていることでわからないことも当然調べます。

 こうやって『負けたくない』という心が自分の尻に鞭を打ってより一層調べたり考えたりさせてくれます。それを毎日繰り返していれば当然質問に対する答え方が上手くなっていきます。

 問題は実際にあった時について敵対意識を持つことかもしれませんが幸いコロナで会うことがありません。まあその辺りは大人なのであるアルコールが入れば大丈夫ってものです。

 この効果は本当に様々なところで役に立ちます。ブログもそうですしお客様への返答もそうです。こうしているうちにお金を払ってでも相談したいというお客様に恵まれたのです。

 いい方法かはわかりません。でも誰も傷付かずに上達できます。人生は継続した努力で決まります。努力とは工夫の質と量です。あと10年頑張るためにまた継続した工夫で乗り切りたい。


 

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