No.121 米国債2つのリスク②単価変動編
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米国債運用に伴うリスクは主に2つあると考えます。 シリーズ2回目の今回は、2つ目のリスク「単価変動リスク」について取り上げます。 債券単価は変動します。その変動イメージを、図・グラフを用いて解説します。 買付時から償還時までのゼロクーポン国債のドルベースでの増え方や単価の推移を是非ご確認ください。
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本日は、米国債のリスクの2回目、単価変動リスクについてお話しをしたいと思います。単価変動リスクについては、ゼロクーポン国債の方が利付債に比べ単価の変動率が大きい為、ゼロクーポン国債の場合について考えてみたいと思います。
ゼロクーポン国債はご承知の通り、利息はありませんが、その分値段が安く、償還時には額面100%で償還されるため、大きく増やすことが可能な債券です。
では償還まで、値段が直線的に上がり続けるのか?というと、そうではありません。
こちらはゼロクーポン国債の値動きのイメージ図になります。図のオレンジの線が単価の動きのイメージですが、上がったり下がったりを繰り返しながら償還時には額面100%となる事を表しています。それでは、ゼロクーポン国債は、何故、上がったり下がったりするのでしょうか。様々な要因があり一概には言えませんが、一番大きな要因は米国の政策金利の変動があげられます。政策金利が上がれば米国債の利回りも上がることにつながるため、単価は下落しますし、逆に政策金利が下がれば単価の上昇につながることになります。それでは次に、政策金利を含め、すべての条件が今から償還まで変わらないと仮定した場合、どのような値動きとなるのか推察してみます。
こちらのグラフは、FPL証券で販売している米国ゼロクーポン国債の2024年6月12日の販売単価を縦軸に、償還までの残存年数を横軸にして、プロットしたものです。
残存期間はNo.1からNo.4まで順に25.68年、20.68年、15.92年、5.16年となります。No.1の債券とNo.2の債券の残存期間の差は5年ですので、政策金利、その他、全ての条件が変わらないと仮定した時、No.1の債券の販売単価は5年後にNo.2の債券の販売単価まで値上りしている可能性があることを示していることとなります。
もちろん、全ての条件が変わらない事は考えづらいことですが、実際に5年後や10年後、20年後の単価に約束はないものの、償還までの期間が短くなる程単価が100に近づくことはご理解いただけると思います。
米国ゼロクーポン国債は政策金利などの影響を受け、利付債に比べ単価の変動は大きくなりますが、その分値上がりも期待できる商品とも言えます。
今、米国ゼロクーポン国債が注目されているのは、米国の政策金利の引き下げが間近に迫っているのではないかという期待感が大きいということがその要因の一つになっていると考えられます。
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