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いっぺん死んでみるワークショップに参加しました(2)

「いっぺん死んでみるワークショップ」に参加した感想の続きです。

「自分の死亡診断書」作成ワーク

自分自身の「死亡診断書」を作ってみました。

・いつ何歳で死ぬか?

・どこで死ぬか?

・誰に看取られながら死ぬか?

・死因は何か?など、すべて自分で決められるとして死亡診断書を作るものです。

ワークを終えて、他の参加者全員の作成した内容をシェアしました。

理想の死

私の場合は
今から20年後の75歳の誕生日に、

窓から美しい山の景色が見える施設内で

家族に看取られながら、眠るように死んでいく。

というもの。死因についてはどれも苦しそうなので選べませんでした。

皆さんの意見を聞く

1.平均寿命以上に生きたい

2.苦しまずに死にたい

3.家族や他人に迷惑をかけることなく死にたい

というのがほぼ共通した意見でした。

私は「70代の半ばで死亡」と平均寿命よりも短い死亡年齢を設定しましたが、

それも健康年齢を過ぎて苦しみたくないからという理由ですので、

元気であればできるだけ長生きしたいという点は同じです。

延命治療について

その後、講師の白川さんから「延命治療」について教えてもらいました。

白川さんは看護師として実際に現場で目の当たりにしているだけに

とてもリアルな話として受けとりました。。

先ほどの「自分死亡診断書」と違って、実際の自分の死は自分で決められないケースがほとんどです。

いつどこで死が私たちにやってくるかを決めること又知ることもできません。

死期が迫った終末期の治療では、

お医者さんはミッションとしてあらゆる医療技術を駆使して延命に注力するが、

無理な延命措置で患者本人は苦しい思いをすることもある。

本人が意思表示できない状態になった場合は家族に延命措置を行うか否かの

決定を委ねるケースも多いとのこと。

判断を委ねられた家族も辛いでしょう。

自分の死がいつどんな形でくるかは「神のみぞ知る」ですが、

「元気で生きること」「家族など残された人たちにできるだけ迷惑をかけないこと」は、ある程度自分の心がけで備えることができるのではないかと思います。

「元気で生きる」ために、心と体の健康に気をつけること

「家族に迷惑をかけない」ために、エンディングノートを作っておくこと

などです。

「延命治療」についても、元気なうちに家族に自分の考えを伝える機会を

持とうと思いました。

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