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家を衝動買いしてしまう人たち

街中のいたるところで、住宅情報誌を無料で手に入れることができる。

お家とお金の話等々読み物としても面白そう。しかもこれ無料で持っていけるんですね。それと住宅購入の無料セミナー、無料セミナーっていうのも多いですね。

当然の話ですけど、これらは全て

家を買いたいと思う人たちにボランティアで提供しているわけではありませんからね。住宅メーカー、不動産屋の宣伝のためですからね。

まあ、それを知ったうえで利用されるならいいんでしょう。

しかし、ちょっと考えてみたんです。

住宅ローンの仕事をしていて、沢山の住宅購入希望者にお会いするんですが、

「元々、家を買うつもりなかったんですけどねー」とか言うんです。結構家って衝動買いする方が多いんですね。

家を買うつもりがない、というか家の購入について深く考えていない人は、

海千山千の営業マンに簡単に説得されてしまうんでしょう。

「家は家族の成長の思い出が残る場所なんです。壁に子どもが小さいときに描いた落書きだって大切な家族との思い出です。そんなステキな自分の家をほしくないですか?」とか。

いやいや、賃貸だから家族との思い出が残らないことはないでしょう。

感情に訴えるのが常套手段です。

(これは保険も同じです)

気をつけないといけません。

家を買う、買わないは個人の自由ですからどっちでもありです。

でも、買うなら自分の判断でメリットデメリットを理解したうえで決めて欲しいです。

そのためには普段から自分の頭で考えておくことが必要でしょう。

「賃貸か持ち家か」という一般論としては結論が出ないようなことも普段からあれこれ考えておくことです。

住宅メーカーも含め世の中の販売業者は、ターゲットはどういうセールストークなら買う気になるかをずっと考え尽くしているわけです。

それに対抗するためには、自分の今の方針を決めておくことです。

「誰が何と言おうと私の選択は私にしか決められません」という態度を貫き通す。

これが大切です。

変な投資商品に引っかからないためにも、

このやり方は有効です。




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