見出し画像

■ 資格試験の受験をとりいれると生活は律する(2023.9.20)

 皆さん、ご無沙汰しております(このnoteを更新するときは、だいたいいこのフレーズになってしまいますね・・)。行政書士事務所村瀬総合法務、行政書士の村瀬です。

 さて、前回記事にも書きましたが、僕は2023年3月に、同じ池袋内で事務所移転しました。2015年から始めた「行政書士事務所チーム化構想」を見直し、また、同時に自分たちのありたい「理想の仕事環境」を考え、開業12年目の「答え」でもありました。

 だからいうわけではないですが、2023年絶好調です(笑)。環境1つで、こんなにも働き方・過ごし方が変わるのかと実感しています。今までがダメだったとかではなく、より自分の理想の職場環境を目指した結果、よりよくなったという感じです。移転後6ヶ月経った今でも事務所に入るたびに、「いいなぁ、この事務所」とつぶやき、パートナー行政書士にツッコミを受けています。

 さて、思えば、21歳のときに「司法書士事務所でアルバイトするぞ!」と決めてから、ずっと士業の世界におります。

 20代前半は4回司法書士試験を受験し(結局、司法書士試験は合格できませんでしたけれども・・)、そこから25歳で行政書士試験に合格し、27歳で行政書士事務所を独立開業してからも、隔年で「ファイナンシャルプランニング技能士」や「認定テクニカルアナリスト」を受験・合格しました(実務では使用していませんけれども・・)。

 リーダーズ総合研究所での受験指導をつうじて「行政書士試験」なども勉強は続けましたし(2020年以降は、実務講座「開業塾」に特化していますが・・)、2021年はパートナー行政書士が受験するというので一緒に「社会保険労務士試験」を受験しました(結局、You tubeでアップしたとおり、パートナー行政書士だけが合格するという黒歴史になりました・・)。

 僕、2024年には、「40歳」になるんですね。「将来、士業で独立開業目指すぞ!」みたいに言っていた21歳の司法書士補助者のときから、もうかれこれ「19年」経つのですよ。僕の人生は、資格試験の受験から始まって、今、行政書士という国家資格を使わせてもらって、ずっと許認可分野で仕事させていただいているわけです。ふと思い返すと、いろんな依頼者の方々とか、僕を信じてくれた方に生かされており、本当に感謝しかないわけです。

 X(旧Twitter)くらいしか僕はSNSをしていないのですが、そこで見ていて、「そうかもう9月末か。行政書士試験も近いな。」と思い、今、久しぶりに、noteを開きました。

 行政書士受験生に言いたいのは、資格があれば人生が好転するなんて、甘いことをいうつもりはないのですが、今受験していることそれ自体が、本当に価値がある時間だということ。

 僕自身、「資格試験の受験」を通じて、本当に様々なことを学びましたし、受験していると生活習慣も律せるし、何より自分の知識レベルは高まっていくわけです。「資格とっても実務はできない」とか批判してくる人もいますが、そもそも実務力を伸ばすために資格試験を受験する人なんていないでしょう、って言いたくなります。そもそも、ずっと実務の世界にいた身からすれば、実務そんな甘くないって、って思います。

 一方で、資格試験をつうじて、新たな知見を得て、ヒントを得て、現実社会で活かせるわけです。何より、「わからない問題」と向き合うストレス、そのストレスを何とか解決しようと頭を使い続ける姿勢は、強いていうならば、実務の世界に通じます。自分の頭で考え、自分で受験をなんとか合格しようともがくことは、人間としての根性というか、本当に粘り強い人間になれます。本当に「高い壁」の資格試験に合格している人たちは、この粘り強さが故に、実務の世界で何十年も生き残っている、その胆力が培われます(これは、僕がこれまで何人かの従業員だったり、他の行政書士さんと仕事を協働したときに明確に感じたことです)。

 だから、要するに、受験をすること自体にマイナスはないわけです(あ、嘘です。書籍代や予備校代はかかりますので、時間とお金は消えます)。僕にとっては、数ある資格試験の中でも、司法書士試験と社会保険労務士試験だけは、細かすぎて、膨大すぎて、コレは無理や!!!って叩きのめされましたが(笑)、それでもここで学んだ登記法の知識だとか、労働法や社会保障法の知識は、許認可実務で活きていますよ。

 1日1日を大切にして、行政書士試験の受験、最後まであきらめず食らいついてください。僕も、当面の間、自分を高めるための「ある受験」を久しぶりにしてみたいと思っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?